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日英翻訳を依頼する前のチェックリスト

よい日英翻訳とは、はじめからその言語で書かれたかのように読める翻訳です。そこにたどり着けるかどうかは、翻訳者の腕だけでなく、翻訳者に何を渡すかにも大きく左右されます。ご依頼の前に、こちらのチェックリストをご活用ください。

1. 誰が読むのかを決める

契約書、商品ページ、スピーチでは、ふさわしい言葉づかいが異なります。読み手は誰か、読んだ人に何をしてほしいか、そしてトーンはフォーマル、親しみやすい、専門的のどれがよいかを翻訳者に伝えましょう。

2. 最終版を渡す

翻訳後の修正には時間も費用もかかり、2つの言語で別々に手を入れるうちに内容が食い違っていきます。原稿が確定するまで待ち、できればPDFやスクリーンショットではなく、編集できるファイル(Word、Googleドキュメント、スプレッドシートなど)でお渡しください。

3. 背景情報と重要な用語を共有する

  • 製品名・サービス名・ブランド名と、それらを翻訳するかどうか。
  • 表記をそろえたい用語集や、過去の翻訳。
  • 文章がどこに掲載されるかがわかる画像、レイアウト、リンク。

4. 翻訳か、ローカライズか

翻訳は意味を別の言語に移す作業です。ローカライズでは、さらに読み手に合わせて細部も調整します。たとえば日付(2026年10月4日と4 October 2026)、住所(日本の住所は大きな単位から小さな単位の順に書きます)、名前(日本語では姓が先)、単位、文化的な表現などです。マーケティングやウェブサイトでは、ほとんどの場合ローカライズが必要です。

5. デザインに余裕をもたせる

同じ内容でも、日本語と英語では必要なスペースが異なり、日本語の改行には独自のルールがあります。パンフレット、アプリの画面、スライドなど、レイアウトが決まっている場所に文章を入れる場合は、翻訳後にもう一度確認しましょう。

6. 機械翻訳には注意する

機械翻訳は、大まかな内容をつかむには便利です。しかし契約書、マーケティング、ウェブサイトなどお客様の目にふれるものでは、敬語のレベルや主語、ニュアンスを誤ることがよくあります。日本語は多くを言葉にしない言語だからです。両方の言語に堪能な人に翻訳してもらうか、少なくともチェックしてもらいましょう。

7. 公的な要件を確認する

ビザ、大学、役所など公的な申請に使う翻訳の場合は、ご依頼の前に、認証翻訳(証明付きの翻訳)や特定の形式が必要かどうかを確認してください。

8. 最終チェックの段取りを決めておく

完成した翻訳は、御社の事業をよく知る方に、実際のページや文書の中で読んでもらいましょう。気になる点は直接書き換えず、翻訳者に質問として戻すのがおすすめです。