日本のお客様に向けたウェブサイトの作り方
自国ではうまくいっているウェブサイトも、日本ではなかなか成果が出ないことがよくあります。日本のお客様は、信頼できるかどうかを判断する手がかりが異なり、より詳しい情報を求めるからです。海外企業が日本向けサイトを作るときに、特に効果の大きいポイントをご紹介します。
どんな会社かを示す
日本の訪問者は、その会社が実在し、しっかりした実績があるという裏付けを探します。登記上の社名、所在地、代表者、設立日、連絡先を載せた会社概要ページは、あって当然と考えられています。わかりやすい個人情報保護方針(プライバシーポリシー)も信頼につながります。
情報は減らさず、むしろ詳しく
画像中心のシンプルなページは、日本のお客様には内容があいまいに感じられることがあります。問い合わせる前に、具体的に何が含まれるのか、どのような流れで進むのか、料金、よくある質問、事例などを知りたいと考える方が多いのです。情報はきちんと整理したうえで、省かずに載せましょう。
表記の形式を合わせる
- 日付:2026年10月4日、または2026/10/04。
- 名前:姓を先に書き、フォームではカタカナの読み(フリガナ)も入力してもらいます。
- 住所:郵便番号(〒)を先頭に、都道府県、市区町村、番地の順に、大きな単位から小さな単位へと書きます。
- 価格:日本で消費者向けに表示する価格は、消費税込みでなければなりません。
スマートフォンと日本語の文字を前提にデザインする
訪問者の多くはスマートフォンからアクセスするため、まず小さな画面に合わせてデザインしましょう。日本語フォントは数千もの文字を含むため読み込みが遅くなりがちです。システムフォントか、十分に最適化されたウェブフォントを使ってください。また、単語の途中で不自然に改行されていないか、翻訳後も見出しが収まっているかを確認しましょう。
よく使われる連絡手段を用意する
メールや問い合わせフォームに加えて、日本で多くの人が毎日使っているメッセージアプリ、LINEの導入も検討しましょう。オンラインショップでは、お客様が期待する支払い方法を用意することが大切です。カード払いのほか、コンビニ払いなどが含まれます。
英語の翻訳ではなく、日本語で書く
直訳した文章は硬く聞こえ、敬語のレベルを誤ることもあります。ネイティブスピーカーが書いた、またはローカライズした、丁寧でわかりやすい文章のほうが、はるかに早く信頼を得られます。
見つけてもらえるようにする
日本の主要な検索エンジンはGoogleで、Yahoo! JAPANの検索結果もGoogleの技術を使っているため、SEOの基本は同じです。英語のキーワードを翻訳するのではなく、お客様が実際にどんな日本語で検索しているかを調べましょう。