日本向けのブランド名の選び方:カタカナ、意味、商標の確認
ブランド名や製品名を日本で展開する前に、次の4つを確認しましょう。カタカナでどう書かれ、どう発音されるか。日本語で好ましくない意味や響きがないか。日本のお客様が言いやすく、検索しやすく、覚えやすいか。日本で商標登録できるか。多くのブランドは英語名をそのまま使い、統一したカタカナ表記を添えています。名前を調整したり、日本語のキャッチコピーを加えたりするブランドもあります。早い段階でネイティブに確認しておけば費用もかからず、あとで高額なリブランディングをせずにすみます。この記事は、日本市場に進出する海外企業の方に向けた内容です。海外で使う英語名を考える日本企業の方にも、逆の視点として参考になります。
1. カタカナでどうなるか
日本のお客様は、ブランド名をカタカナで読み、発音します。日本語にない英語の音は、次のように変わります。
- LとRは同じ音になる:「Lion」も「Ryan」も「ラ」「ライ」で始まります。
- 子音の連続には母音が加わる:「Strike」は「ストライク」となり、1音節が5音節になります。
- Vは「バ」や「ヴ」、「th」は「ス」や「ズ」で書かれることが多いです。
- 長い名前は略される:スターバックスは「スタバ」、マクドナルドは「マック」や「マクド」。略されることを前提に、それをどう受け止めるか決めておきましょう。
公式のカタカナ表記をひとつに決め、ウェブサイトからパッケージ、プレスリリースまで統一して使いましょう。
2. 意味と響き
- 名前やその一部が、日本語の言葉のように聞こえないか。偶然の一致が魅力になることもあれば、恥ずかしい結果になることもあります。
- 数字にも注意。4(死)と9(苦)は伝統的に縁起が悪いとされます。
- 英語だけでなく、カタカナ表記や略されそうな形も確認しましょう。
- 年代の違うネイティブ数人に聞いてみましょう。俗語や連想は人によって異なります。
3. 言いやすさ、検索しやすさ、覚えやすさ
- 日本のお客様が入力できるか。英語ではなくカタカナで検索する人も多いので、日本語サイトでもカタカナの名前を使いましょう。日本向けのSEOもご覧ください。
- 電話で言いやすいか、友人にすすめやすいか。
- 目指すイメージに合っているか。日本では、現代的で高級に感じられる英単語もあれば、古く感じられるものもあります。
4. 商標とドメイン
日本の商標データベースで名前とカタカナ表記を検索し、大きな投資をする前に弁理士に相談しましょう。ドメインやSNSのアカウント名も確認しておきます。これは法律に関わる仕事なので、資格を持つ専門家に依頼してください。
名前がそのままでは通用しない場合の選択肢
| 方法 | 向いている場合 |
|---|---|
| 英語名のまま、公式のカタカナ表記を加える | ほとんどのブランド。特に英語名が短く言いやすい場合 |
| 日本語の説明やキャッチコピーを添える | 名前だけでは何をしている会社かわからない場合 |
| 日本向けに名前を調整する | 元の名前に好ましくない意味がある、またはとても言いにくい場合 |
| 日本専用の名前をつくる | まれ。会社名より製品ラインに多い |
名前のその先も
キャッチコピー、製品名、会社の紹介文にも同じ配慮が必要です。日本のお客様へのマーケティング、日本向けのローカライズ、日本市場への参入もご覧ください。
Hanabuddiesができること
ブランド名や製品名を、カタカナ表記、発音、意味、連想の点からネイティブの日本人が確認します。キャッチコピー、ウェブサイト、製品の文章の翻訳やローカライズも承り、日本で自然に伝わるブランドづくりをお手伝いします。商標の調査や登録については、弁理士へのご相談をおすすめします。