買い物で使える日本語:サイズ・色・試着・ラッピングのフレーズ
日本の洋服店やデパートでは、店員さんがていねいに声をかけてくれます。サイズや色、試着、ラッピングについての言い方を知っておけば、欲しいものを伝えやすくなり、買い物の会話も楽しめます。この記事では、日本語学習者向けに買い物で役立つフレーズをまとめました。海外から来た友人の買い物に付き添う方や、外国人のお客さまを接客する方にも参考になる内容です。
見て回る・店員さんに聞く
洋服店やデパートでは、店員さんから「何かお探しですか?」と声をかけられることがよくあります。ゆっくり見たいときは「見ているだけです」で十分で、失礼にはなりません。探しているものがあるときは「〇〇はありますか?」と聞けば伝わります。
デパートはフロアごとに売り場が分かれていて、地下の食料品売り場は「デパ地下」と呼ばれます。入口近くには案内所(インフォメーション)があることが多いです。
| 日本語 | 読み方 | 意味・使い方 |
|---|---|---|
| 靴売り場は何階ですか? | kutsu uriba wa nankai desu ka? | 売り場の場所を聞くとき |
| これを探しているんですが | kore o sagashite iru n desu ga | 写真などを見せて商品を探すとき |
| 在庫はありますか? | zaiko wa arimasu ka? | 店頭にない商品があるか確認するとき |
| 取り寄せできますか? | toriyose dekimasu ka? | ほかの店舗などから取り寄せてもらいたいとき |
| ちょっと考えます | chotto kangaemasu | 買わずにその場を離れたいとき |
「ちょっと考えます」は、日本では角を立てずに断る便利な表現です。はっきり断るのが自然な文化から来た人には、こうした言い方があることを教えてあげると役立ちます。
サイズと色
洋服はS・M・Lで表示されることが多いものの、ブランドや国によって基準が違い、海外の感覚より小さめに感じる人もいます。靴のサイズは「25.5」のようにセンチメートルで表すのが一般的です。
- 「大きいサイズ」「小さいサイズ」:サイズを変えたいとき
- 「色違い」:同じ商品の別の色
- 「黒」「白」「紺」「グレー」「ベージュ」など、よく使う色の名前
| 日本語 | 読み方 | 意味・使い方 |
|---|---|---|
| Mサイズはありますか? | emu saizu wa arimasu ka? | サイズを指定して聞くとき |
| もう少し大きいのはありますか? | mō sukoshi ōkii no wa arimasu ka? | ひとつ上のサイズを探すとき |
| ほかの色はありますか? | hoka no iro wa arimasu ka? | 色の展開を聞くとき |
| これの黒はありますか? | kore no kuro wa arimasu ka? | 特定の色を探すとき |
試着するとき
試着したいときは「試着してもいいですか?」と聞きます。試着する場所は「試着室」です。日本ならではの習慣もあるので、知っておくと安心です。
- 試着室に入る前に靴を脱ぐ。入口に段差やマットがあり、そこで靴を脱ぐのが一般的です。海外では靴のまま入ることが多いため、戸惑う人もいます。
- フェイスカバーが用意されていることがある。かぶるタイプの服に化粧がつかないようにするためのものです。
- 店員さんが声をかけてくれる。「いかがですか?」と様子を聞かれることがあります。持ち込める点数が決まっているお店もあります。
着心地を伝えるときは、「ちょうどいいです」「少しきついです」「ちょっと大きいです」「丈が長いです」などが使えます。買うと決めたら「これにします」と伝えましょう。
ラッピングをお願いする
デパートを中心に、多くのお店では商品をきれいに包んでくれます。無料の場合も有料の場合もあります。店員さんから「ご自宅用ですか?」と聞かれたら、包装の仕方を確認しているという意味です。
- 「プレゼント用でお願いします」:贈り物として包んでほしいとき
- 「自宅用です」:簡易包装でよいとき
- 「別々に包んでいただけますか?」:複数の商品を一つずつ包んでほしいとき
- 「紙袋をもう一つもらえますか?」:手渡し用の袋がほしいとき
改まった贈り物には、デパートで「のし」をつけてもらうこともできます。用途によって種類が違うため、「お礼です」など贈る目的を聞かれます。海外の人にはなじみのない習慣なので、必要に応じて説明してあげると喜ばれます。
返品と交換
返品や交換のルールはお店によって異なります。未使用でレシートがあれば一定期間内なら返品できるお店もあれば、交換のみのお店もあり、セール品は返品不可のことも多いです。心配なときは、買う前に「返品できますか?」「交換できますか?」と確認しておきましょう。レシートとタグは捨てずに取っておくと安心です。
免税での買い物
短期滞在の旅行者は、免税店でパスポートを提示するなどして、一部の商品を免税で購入できます。ただし、対象となる人や金額の条件、手続きの方法はこれまでも変更されており、今後も変わる可能性があります。利用する前に、政府の公式情報や各店舗の免税カウンターで最新のルールを確認してください。
会話の練習をしてみましょう
買い物は日本語を使うのにぴったりの場面ですが、店員さんの敬語は速く、聞き取りにくいこともあります。Hanabuddies では、ネイティブ講師が店員役になり、「何かお探しですか?」からラッピングまでの流れをロールプレイで練習できます。レジでの基本的なやり取りは「コンビニで使う日本語」も参考にしてください。