日本人ゲストがいる結婚式のスピーチ:構成・忌み言葉・翻訳
日本人のゲストがいる結婚式でスピーチをする場合、スピーチの一部または全部を自分で日本語で話す方法と、英語のスピーチを翻訳して日本人ゲストにも伝わるようにする方法があります。どちらの場合も、日本の結婚式のスピーチには決まった流れがあります。お祝いの言葉、自己紹介、新郎新婦についての短いエピソード、温かい願い、結びの言葉です。また、別れや繰り返しを連想させる「忌み言葉」は避けます。ネイティブに翻訳やチェックをしてもらい、数行だけでも日本語で話せるよう練習すれば、ゲストの心に残るスピーチになります。この記事では、国際結婚の結婚式でスピーチをする海外の方に向けて、その方法を紹介します。日本人の方が海外のゲスト向けに英語のスピーチを用意する場合にも参考になります。
日本の結婚式でスピーチをする人
- 祝辞。上司、恩師、親しい友人などから。
- 乾杯の挨拶。「乾杯」で締めくくる短いスピーチ。
- 謝辞。終盤に新郎または新郎新婦から。
- 両家代表の挨拶。親が両家を代表して述べるもの。
国際結婚の結婚式では、形式が混ざることもよくあります。大切なのは、両家の家族が置いていかれたと感じないことです。
一般的な構成
- お祝いの言葉。新郎新婦と両家に「ご結婚おめでとうございます」。
- 自己紹介と、新郎新婦との関係。
- 短いエピソードをひとつ。二人の人柄が伝わる温かい話を。ゲストに伝わらない内輪ネタは避けます。
- これからの二人への願いやアドバイス。
- 結び。「末永くお幸せに」のように、いつまでも幸せであるよう願う言葉で締めます。
3分程度がちょうどよい長さです。日本のゲストは、温かく、長すぎないスピーチに慣れています。
避けたい言葉:忌み言葉
結婚式では、別れや終わりを連想させる言葉や、再婚など「繰り返し」を連想させる重ね言葉を避けます。たとえば次のような言葉です。
- 別れや終わり:切れる、別れる、離れる、終わる、壊れる。
- 繰り返し:重ね重ね、たびたび、再び。
「最後に」と言いたいところも、「終わりに」ではなく「結びに」とするのが一般的です。翻訳したスピーチをネイティブがチェックすると、まさにこうした点に気づけます。
言葉の扱い方、3つの選択肢
| 方法 | やり方 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 数行だけ日本語で | 最初と最後を日本語で、残りを英語で話す | 初心者。努力がゲストに喜ばれます |
| 翻訳を配布・投影 | 英語で話しながら、日本語訳を画面に映すか紙で配る | 長いスピーチや感情のこもったスピーチ |
| 完全な二言語 | 短いまとまりごとに言語を交互に話す | 練習時間があり、自信のある人 |
日本語の部分を練習するには
- 原稿をかなとローマ字で用意し、長音に印をつけます。
- ネイティブの録音を聞き、音だけでなくリズムをまねます。
- 最初と最後のおじぎも練習し、紙ではなくゲストを見て話します。
- 早めに始める。1分程度の日本語なら、毎日少しずつ2〜3週間練習すれば十分です。
ご自身の結婚式やパートナーのご家族との場面については、日本人パートナーの家族に会うときやパートナーのために日本語を学ぶもご覧ください。
Hanabuddiesができること
結婚式のスピーチを、ふさわしいトーンで、忌み言葉を避けながら英語と日本語の間で翻訳します。ご自身で書いたスピーチのチェックや、日本語の部分を自信を持って話せるようにするオンラインでの指導も行います。式の前の家族との会話のビデオ通話での通訳や、結婚式当日の対面での通訳(交通費などの移動費はお客様のご負担)も承ります。式の日程と、結婚式での役割をお知らせいただければ、合った方法をご提案します。