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漢字検定(漢検)とは?級の目安と日本語学習者の対策

日本漢字能力検定(漢検)は、漢字の読み、書き、筆順、意味、使い方を問う試験です。主に日本の子どもや大人などネイティブ向けに作られていますが、日本語学習者の中にも、自分への挑戦として、あるいは漢字力の証明として受ける方がいます。JLPTと違って漢字だけを問う試験で、答えは手書きで書きます。多くの学習者にとって、常用漢字(約2,000字)すべてが範囲になる2級が、現実的な最終目標です。この記事では、日本語学習者に向けて漢検のしくみと準備の仕方を紹介します。

漢検とJLPTの違い

漢検JLPT
試験内容漢字のみ、深く問う語彙、文法、読解、聴解
対象主にネイティブ日本語学習者
解答方法手書き選択式
就職やビザでの扱い求められることは少ない広く認められている

仕事、進学、在留資格のために証明書が必要なら、ほとんどの場合JLPTを受けるべきです。ほかの試験との違いはJLPTとほかの日本語試験の比較で説明しています。

級について

漢検は、いちばんやさしい10級(小学1年生で習う約80字)から1級まであり、その間に準2級などの「準」の級があります。おおまかな目安は次のとおりです。

  • 10級〜5級:小学校で習う漢字、約1,000字。
  • 4級・3級:中学校で習う漢字。
  • 2級:常用漢字すべて。社会人として身につけたいレベルとされることが多い級です。
  • 準1級・1級:日常で使う範囲を大きく超え、ネイティブでも難しい級です。

JLPTのN2に合格した学習者には、4級か3級が最初の目標としてちょうどよいことが多いです。級や試験の形式は変わることがあるので、申し込む前に漢検の公式サイトを確認してください。

出題内容

  • 単語や文の中の漢字の読み
  • 文脈に合わせて、読みから漢字を書く問題
  • 筆順や画数(下の級)
  • 部首
  • 上の級では対義語、類義語、四字熟語
  • 同音異義語の中から正しい漢字を選ぶ問題

学習者がいちばん驚くのは手書きの問題です。入力ばかりしていると、漢字を見ればわかっても、自分では書けないことが多くなります。日本語の手書きの練習もご覧ください。

受検について

日本国内では、年に数回の紙の試験と、多くの日程で受けられるテストセンターでのコンピューター試験があります。海外では会場が限られ、一部の国でしか実施されないこともあるので、早めに公式サイトを確認しましょう。申し込みの締め切りは、試験日よりかなり前のことが多いです。

準備の仕方

  • 漢字は単語で覚える。1字ずつではなく言葉として覚えましょう。漢字の覚え方もご覧ください。
  • 毎日手で書く。10分だけでも効果があります。
  • 受ける級の過去問を解く。問題の形式に慣れておきます。
  • 間違えた漢字は間隔反復で復習する。苦手な字が何度も出てくるようにします。

講師と一緒なら、手書きの字をチェックしてもらい、難しい読みや使い方の説明を受け、漢字の多い文章を一緒に読めます。漢字がリストではなく、実際の日本語の一部として身につきます。