国費留学(文部科学省奨学金)の面接と日本語試験の準備
大使館推薦で日本政府(文部科学省)奨学金に応募すると、多くの場合、書類選考のあとに筆記試験と面接があります。面接は合否を左右する段階になることが多く、研究計画や学習計画が明確で現実的か、日本での生活の準備ができているかが確認されます。大使館や奨学金の種類によっては、一部またはすべてが日本語で行われることもあります。いちばんの準備は、自分の計画を細部まで理解し、声に出して答える練習をし、日本語を少しでも学んでいるなら、日本語で自己紹介と計画を話せるようにしておくことです。この記事では、国費留学を目指す方に向けて、面接の内容と準備のしかたを紹介します。
大使館推薦の一般的な選考の流れ
選考の内容は国や奨学金の種類(研究留学生、学部留学生、教員研修留学生、専修学校留学生など)によって異なるので、大使館の募集要項をよく読みましょう。一般的な流れは次のとおりです。
- 出願書類:専攻分野、研究計画書や学習計画など。
- 筆記試験:多くの区分で日本語があり、区分によっては英語や専門科目もあります。
- 面接:大使館の職員、場合によっては研究者や元国費留学生が面接官になります。
区分によっては、日本語の試験は合否の基準というより、レベルを把握して来日後の日本語研修を計画するために使われることがあり、日本語がほとんどできない応募者が必ずしも不利になるわけではありません。大使館の案内で確認してください。
よく聞かれる質問
- ほかの国ではなく、なぜ日本で学びたいのですか。
- 研究計画(学習計画)を説明してください。なぜこのテーマですか。なぜ重要なのですか。
- なぜその大学や先生を選んだのですか。
- あなたの学びは、母国や日本との関係にどう役立ちますか。
- 修了後は何をしますか。
- 日本語はどのように勉強してきましたか。これからどう続けますか。
- 異なる文化での生活にどう対応しますか。
日本語で答えるとき
面接の大部分が英語でも、日本語で自己紹介をしたり、いくつかの質問に日本語で答えたりするよう求められることはよくあります。短い自己紹介、研究や学習の目的を2〜3文でまとめたもの、「なぜ日本ですか」への簡単な答えを準備しましょう。「です・ます」の丁寧な日本語を使い、自分のことは「私」と言います。難しい文章を暗唱するより、ゆっくりはっきり話すほうが好印象です。質問がわからなければ「もう一度お願いできますか」と聞いてかまいません。
よくある失敗
- 研究計画があいまい。面接官は具体的な問い、方法、日本を選ぶ理由を知りたがっています。
- 答えを丸暗記している。原稿ではなく内容を練習し、追加の質問にも対応できるようにしましょう。
- 自分の出願書類を覚えていない。面接の前に提出した書類をすべて読み直しましょう。
- 日本語の部分を軽く見る。よく準備した数文だけでも、熱意が伝わります。
準備の進め方
- 研究計画を1分で説明できるようにまとめる。英語と、できれば日本語で。
- よく聞かれる質問への答えを、原稿ではなく箇条書きで書く。
- 予想できない追加の質問も含めて、模擬面接を少なくとも2〜3回行う。
- 筆記試験がある区分なら、日本語の基本文法と語彙を復習する。基礎はJLPT N5の勉強計画にまとめています。
日本留学の出願全体については日本留学ガイドをご覧ください。
Hanabuddiesができること
Hanabuddiesのネイティブ講師は、奨学金に応募する方のためにオンラインで日本語と英語の模擬面接を行い、研究計画をわかりやすく伝える練習や、自然な日本語の自己紹介づくりをサポートします。筆記試験に向けた日本語の復習もお手伝いできます。奨学金の区分と面接日を教えていただければ、レッスンを計画します。