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マンツーマンとグループ、日本語レッスンはどちらを選ぶ?

講師と一緒に日本語を学ぶと決めたら、次に迷うのが、マンツーマンにするか、少人数のグループにするかです。どちらも効果的な学び方ですが、向いている目標、予算、性格が違います。この記事では両者を率直に比べ、選び方のポイントと、両方のよいところを生かす組み合わせ方を紹介します。

ひと目でわかる比較

マンツーマングループ
話す時間レッスンのほぼすべてほかの学習者と分け合う
進むペース自分に合わせて決められるグループに合わせる
内容自分の目標に合わせて組み立てる共通のカリキュラムやテーマ
スケジュール柔軟に調整できる決まった時間
1人あたりの費用高め安め
向いている人具体的な目標や期限がある人、人前で話すのが苦手な人仲間と学びたい人、友人や同僚と一緒に学ぶ人

マンツーマンが向いているとき

  • 期限がある:JLPTの試験日、就職面接、日本への引っ越しなど。マンツーマンなら必要なことだけに集中できます。
  • 目標が具体的:ビジネス敬語、プレゼンテーション、専門分野の資料の読解、パートナーの家族との会話など。グループでは全員のニーズに同時に応えることはできません。
  • できるだけたくさん話したい:マンツーマンなら1時間のうち30分以上話せることもありますが、4人のグループでは10分ほどになることもあります。
  • 予定が変わりやすい:シフト勤務、出張、時差に合わせて調整しやすいのはマンツーマンです。
  • 人前で話すと緊張する:講師と1対1のほうが、気兼ねなく間違えられるという大人は多くいます。マンツーマンでついた自信は、あとで実際の会話にも生きてきます。

グループが向いているとき

  • 人と一緒のほうが学びやすい:ほかの学習者の質問や間違いから学べることはたくさんあります。同じところで苦労している仲間がいると安心もできます。
  • 費用をおさえたい:講師の時間を分け合うので、1人あたりのレッスン料が安くなります。
  • 友人、パートナー、同僚と一緒に学びたい:メンバーを決めた少人数グループなら、レッスン以外の時間にも一緒に練習できます。
  • 決まった予定がほしい:ほかの人が待っていると思うと、休みにくくなります。

グループは、全員のレベルが近いときにいちばん効果を発揮します。参加する前に、どのようにグループを組んでいるか聞いてみましょう。3〜5人ほどの少人数なら全員が話せますが、大人数のクラスでは講師の話を聞く時間が長くなりがちです。

企業の場合は

日本と仕事をするチームでは、両方を組み合わせることがよくあります。グループレッスンで全員に必要な基礎とフレーズを身につけ、日本のお客様と直接やりとりする1〜2名がマンツーマンレッスンを追加する、という形です。詳しくは社員向け日本語研修の記事で紹介しています。

両方を組み合わせる

どちらか一方にずっと決める必要はありません。たとえば次のような組み合わせがうまくいきます。

  • 最初はマンツーマン、あとからグループ:基礎を講師と一気に固めてから、定期的な練習とモチベーションのためにグループに参加する。
  • ふだんはグループ、期限の前だけマンツーマン:試験や面接の前に数回だけマンツーマンで苦手なところを集中して練習する。
  • 友人とのグループ+月1回のマンツーマン:講師に進み具合を確認してもらい、自分だけの宿題を出してもらう。

自分に聞いてみたい質問

  1. 日本語で具体的に何ができるようになりたいか。それはいつまでか。
  2. とにかくたくさん話す必要があるのか、それとも計画とモチベーションがほしいのか。
  3. 毎週決まった時間を確保できるか。
  4. 同じくらいのレベルで、一緒に学びたい知り合いがいるか。

答えがどちらとも言えない場合は、まず体験レッスンを受けて講師に相談してみましょう。1回のレッスンで、どちらの形のほうが早く上達できそうか判断できることがほとんどです。講師選びのポイントは、日本語講師の選び方で紹介しています。