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海外でJLPTに申し込む方法

JLPT(日本語能力試験)は、日本国内だけでなく世界中の都市で行われています。ただし、海外での申し込み方法は国によって少しずつ違い、思っていたより早く受付が終わってしまったために受験できなかった、という学習者が毎年います。この記事では、アメリカ、イギリス、ヨーロッパ、オーストラリアなど、日本国外に住む方がJLPTに申し込む流れと、試験日に合わせた学習計画の立て方を紹介します。海外の学習者をサポートしている講師の方にも参考になる内容です。

試験が行われる時期

JLPTは通常、年2回、7月の第1日曜日と12月の第1日曜日に行われます。海外では、すべての都市で両方の回が実施されるわけではありません。年1回、多くは12月だけの会場も多く、会場によっては実施されないレベルもあります。目標の試験日を決める前に、近くの会場を確認しましょう。

海外で試験を運営しているのは

JLPTは国際交流基金と、日本国内では日本国際教育支援協会(JEES)が実施しています。海外では、大学、日本文化センター、日本語教師会などの現地の実施機関が各会場を運営しています。申し込み期間、受験料、申し込み方法、結果の受け取り方は、この現地の実施機関が決めています。

JLPTの公式サイトには、国・都市別の海外の試験会場の一覧があり、各実施機関へのリンクが載っています。非公式のサイトには古い情報が残っていることもあるので、まずは公式サイトの一覧から確認するのが確実です。

申し込みの流れ

  1. レベルを決める:1回の試験で受けられるのは1つのレベルだけで、申し込み後の変更はふつうできません。迷っている方はJLPTのレベル解説をご覧ください。
  2. 会場を探す:公式サイトの海外会場一覧で自分の国と都市を探し、実施される回とレベルを確認します。
  3. 申し込み期間を確認する:申し込みは試験の3〜5か月ほど前に始まり、数週間で締め切られるのが一般的です。定員に達すると早めに締め切る会場もあります。
  4. 申し込みと支払い:現在は多くの会場でオンライン申し込みができます。受験料は国ごとに異なります。
  5. 受験票を受け取る:試験前に、会場によって郵送またはメールで受験票が届きます。名前、レベル、(必要な場合は)写真に間違いがないか確認しましょう。

うまくいくスケジュールの例

時期すること
9〜12か月前目標のレベルと受験回を決め、学習計画を立てる。
6か月前会場から発表された日程を確認し、申し込み開始日をカレンダーに登録する。
3〜5か月前受付が始まったらすぐに申し込む。模擬試験で進み具合を確認する。
最後の6〜8週間時間を計った模擬試験と、苦手なセクションの集中練習。
試験の週受験票、会場、開始時間を確認する。前日はしっかり休む。

よくある落とし穴

  • 申し込み期間を逃す:申し込み期間は短く、しかも試験のずっと前です。発表されたらすぐにカレンダーに入れましょう。
  • 両方の回があると思い込む:住んでいる都市で12月しか実施されない場合、移動して受験するのでなければ、7月を目標にした計画は立てられません。
  • 別の国で受験する:ほかの国の会場で受験できることも多いですが、その会場の実施機関に申し込み、その規定に従う必要があります。7月の試験に合わせて日本旅行を計画する学習者もいます。
  • 身分証明書:会場が指定する身分証明書を忘れずに持参しましょう。ないと入室できない場合があります。
  • 結果が出るまで時間がかかる:結果は試験のおよそ2か月後に発表され、紙の合否結果通知書や認定書が届くまではさらに時間がかかることがあります。仕事や在留資格の申請でN2やN1が必要な場合は、その期間も計画に入れておきましょう。

試験日から逆算して勉強を計画する

試験日が決まれば、逆算して計画を立てられます。毎月どこまで進めるかを決め、中間地点で一度模擬試験を受け、最後の数週間は試験のテクニックにあてましょう。N5、N4、N2、N1の勉強プランで進め方を紹介しているほか、持ち物については試験当日のポイントでまとめています。

日程、受験料、手続きは年によって変わり、実施機関によっても異なります。申し込む前に、必ず現地の会場で最新の情報を確認してください。