建築家・デザイナーのための日本語:図面、現場、クライアントからのフィードバック
日本のクライアント、設計事務所、施工会社と仕事をする建築家やデザイナーが最初に覚えたい日本語は、図面と現場の語彙、坪や畳などの日本の単位、デザインを提案・修正するときの丁寧な言葉、そして遠回しなことが多いフィードバックの読み取り方です。図面が多くを伝えてくれるので、ある程度の日本語でも、打ち合わせの流れを追い、的確な質問をし、クライアントとの信頼を築けます。この記事は、日本と関わる海外の建築家・デザイナーに向けたガイドです。
図面と現場の語彙
| 日本語 | 読み方 | 意味・使い方 |
|---|---|---|
| 図面 | zumen | 設計の図 |
| 平面図・立面図・断面図 | heimenzu, ritsumenzu, danmenzu | 主な図面の種類 |
| 施主 | seshu | 建物の依頼主 |
| 現場 | genba | 工事の場所 |
| 施工 | sekō | 工事を行うこと |
| 寸法 | sunpō | 大きさ・長さ |
| 素材・仕上げ | sozai, shiage | 材料と表面の仕上がり |
| 修正 | shūsei | デザインの変更 |
よく聞く日本の単位
- 坪:約3.3平方メートル。床面積や土地の面積に使います。
- 畳(帖):部屋の広さを畳の枚数で表します。「6畳」はおよそ10平方メートルですが、畳の大きさは地域によって異なります。
- 尺:約30.3センチ。伝統的な大工仕事や一部のモジュール寸法で今も使われます。
- LDK:リビング、ダイニング、キッチン。「2LDK」は2部屋とLDKです。
デザインを提案するとき
| 日本語 | 読み方 | 意味・使い方 |
|---|---|---|
| こちらがコンセプトになります。 | kochira ga konseputo ni narimasu. | コンセプトを紹介する |
| 光を取り入れるために、窓を大きくしました。 | hikari o toriireru tame ni, mado o ōkiku shimashita. | 設計の意図を説明する |
| ご要望はございますか? | goyōbō wa gozaimasu ka? | 要望を聞く |
| 次回までに修正いたします。 | jikai made ni shūsei itashimasu. | 修正を約束する |
構成については日本語でのプレゼンテーションをご覧ください。
遠回しなフィードバックを読み取る
日本のクライアントが「気に入らない」とはっきり言うことはめったにありません。「ちょっと検討させてください」「もう少し〜でもいいかもしれません」や長い沈黙は、実際には変更を望んでいることが多いです。「どのあたりが気になりますか?」のように、やわらかく具体的に聞いてみましょう。日本の取引先との会議と日本語での断り方もどうぞ。
Hanabuddiesのサポート
ネイティブ講師が、図面の語彙、デザインの提案、フィードバックへの対応など、あなたのプロジェクトに合わせたレッスンを、オンラインでご都合のよい時間に行います。クライアントとの打ち合わせや現場視察の通訳も、日本全国や海外での対面(通訳者の交通費はお客様負担)またはオンラインで承り、設計概要やプレゼン資料を自然な日本語に翻訳します。同時通訳は提供していません。