客室乗務員と航空会社スタッフのための日本語:接客敬語、安全、面接
日本人の乗客を担当する客室乗務員や航空会社のスタッフに必要なのは、丁寧な接客敬語です。お飲み物やお食事のご案内、安全のための指示、お願いや苦情への対応、アナウンスをはっきり読むことなどが求められます。日本語を話せる乗務員を採用する航空会社では、面接で日本語の会話力を確認したり、JLPTのレベルを求めたりすることがあるので、求人ごとに確認しましょう。大切なのは語彙の多さではなく、限られた表現を、適切な丁寧さで自然に言えることです。この記事は、日本人のお客様を担当する海外の航空・旅行業界の方に向けた解説です。
こんな方に
- 日本路線に応募する、または乗務している客室乗務員。
- チェックインカウンター、搭乗口、ラウンジの地上スタッフ。
- 日本人旅行者を担当するホテル、ツアー、空港のスタッフ。
挨拶と搭乗
- いらっしゃいませ。/ようこそ。
- お座席番号を拝見してもよろしいですか。
- お手荷物は上の棚にお願いいたします。
- お手伝いいたしましょうか。
機内サービス
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| お飲み物はいかがなさいますか。 | What would you like to drink? |
| お食事は和食と洋食がございます。 | We have a Japanese meal and a Western meal. |
| 少々お待ちくださいませ。 | One moment, please. |
| お下げしてもよろしいですか。 | May I take this away? |
| 毛布をお持ちいたしましょうか。 | Shall I bring you a blanket? |
| 大変申し訳ございません。 | I’m very sorry. |
安全のための指示
- シートベルトをお締めください。
- 座席の背もたれを元の位置にお戻しください。
- 化粧室のご使用はお控えください。
- 電子機器は機内モードに設定してください。
安全に関する言葉は、はっきり落ち着いて伝えることが大切です。緊急時には、日本人の乗務員と同じく、丁寧な敬語ではなく短く強い指示を使います。
お願い、苦情、トラブル
日本人の乗客は、「ちょっと寒いんですけど…」のように遠回しにお願いすることがよくあります。これは「毛布をいただけますか」という意味です。言い切らない文に耳を傾けましょう。問題が起きたときは、まずお詫びをしてから、できることを伝えます。「申し訳ございません。すぐに確認いたします。」詳しくは接客で使う日本語をご覧ください。
アナウンス
多くの航空会社には、日本語のアナウンス原稿があります。上手に読むには、すべての言葉を理解することより、リズムと発音が大切です。長音、促音、区切る位置を練習しましょう。日本語の発音ガイドもご覧ください。
航空会社の面接に向けて
- 完成度の高い自己紹介と志望動機を用意しましょう。日本語の面接ガイドをご覧ください。
- お食事の提供、苦情への対応、高齢の乗客のお手伝いなどのロールプレイを想定しておきましょう。
- アナウンスの音読が試験に含まれることもあります。
- JLPTのレベルが求められる場合は、仕事に必要な日本語レベルをご覧ください。
Hanabuddiesができること
ネイティブ講師が、接客敬語、安全のための表現、アナウンスを一緒に練習し、航空会社の面接と同じ形式のロールプレイを行います。オンラインのマンツーマンレッスンなので、乗務スケジュールや時差に合わせて受講できます。