日本語の意向形:「〜しよう」「〜ましょうか」「〜ようと思う」
意向形は「〜しよう」という形で、誘ったり、自分の予定や意志を話したりするときに使います。ていねいな形は簡単で、「〜ます」を「〜ましょう」に変えるだけです(行きましょう)。普通形は動詞の語尾を変えます。行く→行こう、食べる→食べよう、する→しよう、来る→来よう(こよう)。「と思う」をつけると「〜するつもりで考えている」という意味になります。「日本に行こうと思っています」。この記事では、日本語を学ぶ方に向けて意向形の作り方と使い方を解説します。
意向形の作り方
| 動詞のグループ | 普通形の意向形 | ていねいな意向形 |
|---|---|---|
| 1グループ(五段動詞) | 語尾の「う段」→「お段+う」:行く→行こう、飲む→飲もう、待つ→待とう | 行きましょう、飲みましょう |
| 2グループ(一段動詞) | 「る」→「よう」:食べる→食べよう、見る→見よう | 食べましょう、見ましょう |
| 3グループ(不規則動詞) | する→しよう、来る→来よう | しましょう、来ましょう |
友人や家族には普通形、同僚、先生、あまり親しくない人にはていねいな形を使います。タメ口とていねい語の使い分けもどうぞ。
4つの使い方
| 日本語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| そろそろ帰ろう。 | sorosoro kaerō. | 誘い・提案 |
| 窓を開けましょうか。 | mado o akemashō ka. | 申し出 |
| 週末は何をしようか。 | shūmatsu wa nani o shiyō ka. | 一緒に予定を考える |
| 来年、JLPTを受けようと思っています。 | rainen, JLPT o ukeyō to omotte imasu. | 予定・意志 |
| 寝ようとしたら、電話が鳴った。 | neyō to shitara, denwa ga natta. | 〜する直前 |
| 何度も思い出そうとしたけど、だめだった。 | nando mo omoidasō to shita kedo, dame datta. | 試みたがうまくいかなかった |
- 誘い・提案:普通形または「〜ましょう」。「か」をつけるとやわらかくなります。
- 申し出:「〜ましょうか」は「(私が)〜しましょうか」という意味です。「持ちましょうか」。
- 予定・意志:「〜ようと思う」(〜しようと思う)、「〜ようと思っている」(以前から考えている予定)。
- 試み:「〜ようとする」は「〜しようと試みる」「〜する直前」という意味です。
「〜ようと思う」と「〜つもり」
どちらも予定を表します。「行こうと思っています」は気持ちがそちらに傾いている感じ、「行くつもりです」はより決まっている感じがします。上司に対して「〜ようと思っております」と言うと、予定を伝えつつ意見も求めるやわらかい言い方になり、日本の職場の習慣にも合います。報連相:日本の会社での報告・連絡・相談もどうぞ。
よくある間違い
- 目上の人を「〜ましょう」で誘う:「先生、行きましょう」は指示のように聞こえることがあります。「ご一緒にいかがですか」と尋ねましょう。
- 誘うときに「〜ましょうか」を使う:誘うときは否定の疑問文のほうがやわらかくなります。「一緒に行きませんか」。
- 長音を忘れる:「行こう」は「いこう」で、「いこ」ではありません。日本語の発音ガイドもどうぞ。
- 「来よう」を「きよう」と読む:正しくは「こよう」です。
Hanabuddiesのサポート
意向形は予定を立てるたびに使うので、表で覚えるより会話で練習するのが効果的です。ネイティブ講師がオンラインのマンツーマンレッスンで、週末の予定を立てる、職場で手伝いを申し出る、同僚に予定を伝えるといった短いロールプレイを行い、適切なていねいさで素早く言えるようにします。