日本語学習を再開するには:ゼロからやり直さずに取り戻す方法
何年も前に日本語を勉強していて、もう一度始めたいと思っているなら、思っているほど忘れてはいないはずです。まずは、何が残っているかを確かめましょう。ひらがなとカタカナを見直し、基本の文法にざっと目を通し、講師と短い会話をしてレベルを確認します。そのうえで、やめたところより少し下のレベルから再開し、速めに復習して先へ進みます。2回目は知識がずっと早く戻ってくるので、多くの学習者は数年ではなく数週間で以前のレベルに戻れます。
残っていること、忘れていること
言葉の知識は、均等に薄れるわけではありません。何が残りやすいかを知っておくと、計画が立てやすくなります。
| スキル | 数年離れたあと |
|---|---|
| かな | ほとんど残っていて、カタカナが少しあやふやな程度。数日の復習で足りることが多い。 |
| 基本の文法 | すぐには使えなくても、見ればすぐに思い出せる。 |
| 聴解 | また日本語を定期的に聞くようになると、早く戻る。 |
| 語彙 | よく使う言葉は残り、あまり使わない言葉は薄れる。もう一度出会うと思い出すものも多い。 |
| 漢字 | いちばん忘れやすい。特に手書きは忘れがち。 |
| 会話 | さびついて遅く感じるが、練習すればすぐに上達する。 |
ステップ1:今のレベルを確認する
レベルを推測したり、念のために第1課からやり直したりするのはやめましょう。代わりに次のことをします。
- かなを確認する:ひらがなとカタカナを1ページ音読してみます。つかえるところがあれば、数日かけてひらがな・カタカナの覚え方で復習しましょう。
- 以前のレベルの文法リストに目を通す:よくわかるもの、あいまいなもの、初めて見るものに印をつけます。
- 模擬試験を解く:最後に勉強していたレベルのJLPTのサンプル問題で、読解と聴解の力がわかります。JLPTの模擬試験をご覧ください。
- 会話する:講師との短いレベルチェックのレッスンで、今どのくらい話せるかがわかります。これは試験ではなかなか測れません。
ステップ2:やめたところより少し下から再開する
学習を再開する人の多くは、以前いちばん進んでいたレベルより1つ下から始めるとうまくいきます。最初の内容は簡単に感じるので、どんどん進めましょう。そのスピード感がやる気につながり、気づいていなかった穴も埋まります。すでにわかっていることではなく、「あいまい」と印をつけたところに時間を使いましょう。
ステップ3:再スタートのための4週間プラン
- 1週目:かなの復習、毎日10分のリスニング、レベル確認のための会話レッスンを1回。
- 2週目:以前のレベルの基本文法を復習し、よく使う言葉の単語カードを作り直し、毎日のリスニングを続ける。
- 3週目:「初めて見る」と印をつけた文法に取り組み、毎日短いものを読み、少なくとも1回は話す。
- 4週目:JLPTのレベル、旅行、会話の目標など、次の3か月の目標を決める。
時間が限られている方は、忙しい社会人のための日本語学習ルーティンで、忙しい毎日への取り入れ方を紹介しています。
今、話す練習が特に大切な理由
学習を再開する人は、話せることよりも理解できることのほうがずっと多い場合がよくあります。その差に落ち込むこともありますが、実はいちばん早く埋められる差でもあります。定期的に会話することで、忘れたと思っていた言葉がよみがえり、「わかる」知識が「使える」日本語に戻っていきます。言葉を探す時間を急かさずに待ってくれる講師となら、最初の数回のレッスンもずっと楽になります。
よくある質問
以前と同じ教科書を使うべきですか?
手早く復習するには、慣れた教材に戻るのも効果的です。その後は、会話、JLPT、読解など、今の目標に合ったものを選びましょう。
学校で勉強したきりで、ほとんど覚えていません。ゼロからのスタートですか?
半分はそうです。でも、少しでも以前の知識があれば、かなや基本の文法を早く覚えられます。最初からしっかり始めたい方は初心者向け日本語レッスンをご覧ください。
以前のレベルに戻るまで、どのくらいかかりますか?
どこまで進んでいたか、どのくらい離れていたかによりますが、定期的に勉強すれば1〜3か月で近いところまで戻る学習者が多いです。
日本語の勉強を再開する方は、オンライン日本語レッスンの無料体験で講師がレベルを確認し、ちょうどよいところから再スタートできるようお手伝いします。