日本語レッスンを最大限に活かす方法
日本語レッスンを最大限に活かすには、何ができるようになりたいのかを講師に具体的に伝え、話す話題を準備してレッスンに臨み、レッスン中はできるだけたくさん話し、1日以内にノートを復習することが大切です。定期的にレッスンを受け、次のレッスンまでの間に新しい表現を使っている学習者は、ただ出席するだけの学習者よりずっと早く上達します。レッスンは練習してフィードバックをもらう場で、覚える作業の多くはレッスンとレッスンの間に起こります。この記事は日本語を学ぶ方に向けた内容です。
初めてのレッスンの前に
- 具体的な目標を決める。「日本語がうまくなりたい」では計画が立てにくいものです。「4月の旅行でレストランで注文できるようになる」「12月にJLPTのN3に合格する」「チームの会議に参加できるようになる」なら、講師が計画を立てられます。
- 今のレベルを正直に伝える。これまで何を学んだか、どこでつまずくかを伝えましょう。短いレベルチェックも役立ちます。
- 訂正の仕方の希望を伝える。すべての間違いをその場で直してほしい人もいれば、話し続けて最後にまとめて聞きたい人もいます。講師はどちらにも対応できます。
- 機材を確認する。オンラインレッスンでは、ヘッドセットと静かな部屋で大きく変わります。オンライン日本語レッスンの流れもご覧ください。
レッスン中に
- 講師より多く話す。レッスンの半分以上は自分が話すことを目指しましょう。聞いている時間が長いと感じたら、もっと話す練習をしたいと伝えてください。
- 本物の材料を持ってくる。書かなければいけないメール、日本人の友だちからのメッセージ、ドラマのセリフ、宿題の疑問など、実際の材料を使うと記憶に残るレッスンになります。
- 「〜は何と言いますか」と聞く。言いたいことが言えないときは質問しましょう。そのすき間を埋めるのがレッスンの役目です。
- 共有のノートを残す。新しい言葉や訂正をチャットや共有ドキュメントに書いてもらうと、きれいな記録が残ります。
- あえて間違える。自信がなくても新しい文法を使ってみましょう。レッスンは、間違えてもいちばん安心な場所です。
レッスンとレッスンの間に
- 24時間以内に復習する。ノートを読み返し、直してもらった文を声に出し、大事な言葉を単語カードに加えます。単語カードと間隔反復の使い方もご覧ください。
- 一度は使ってみる。レッスンで習ったことを使って、短いメッセージを書く、独り言を言う、SNSに一文投稿するなどしてみましょう。
- 宿題をする。15分の準備でも、次のレッスンを一段高いところから始められます。
- 疑問をメモする。1週間の間に浮かんだ疑問を書き留め、次のレッスンで聞きましょう。
レッスンの頻度
たまに長いレッスンを受けるより、定期的に受けるほうが効果的です。多くの社会人には週1〜2回が合っていて、期限がある場合はもう少し増やします。選び方は日本語レッスンは週に何回がいい?で説明しています。何より大切なのは、数週間ではなく数か月、一定のリズムで続けることです。
上達を確認する
1〜2か月に一度、どこが伸びたか、次に何に取り組むべきかを講師に聞いてみましょう。最初に短い自己紹介や会話を録音しておき、あとで聞き比べると、どれだけ進んだかがわかり、やる気につながります。レッスンがマンネリだと感じたら、遠慮なく伝えてください。よい講師なら、教材や進め方を変えてくれます。