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初心者向け日本語レッスン:最初のレッスンと最初の1か月

まったくの初心者向けの日本語レッスンは、多くの人が想像するよりも小さなところから始まります。日本語の音、いくつかのあいさつ、短い自己紹介、そしてすぐに使える基本の文型です。最初の1か月で自由に会話できるようにはなりませんが、ひらがなを読み、自己紹介をし、簡単な質問をしたり答えたりできるようになるのが目安です。この記事では、最初のレッスンの様子、準備のしかた、講師に聞いておきたいことをまとめました。これから日本語を学ぶ方はもちろん、外国人の友人やご家族の学習を応援したい方にも参考にしていただける内容です。

何も知らなくても始められます

「少し自分で勉強してからレッスンを受けよう」と考えて、なかなか始められない方は少なくありません。でも、その必要はありません。初心者を教え慣れた講師は、ゼロから学ぶ方を前提にレッスンを組み立て、日本語についていけるようになるまでは英語で短く説明してくれます。最初から講師と学べば、ローマ字で覚えたくせを後から直す手間もなく、正しい音を身につけられます。

すでにアプリで勉強したことがある方や、ひらがなを覚えた方は、それもきっと役に立ちます。知っていることを講師に伝えておけば、同じ内容をくり返さずにすみます。

最初に学ぶこと

初心者向けのコースでは、だいたい次のような順番で基礎を学びます。ペースは講師が一人ひとりに合わせて調整します。

  • 音とリズム。日本語の母音は5つで、一定の拍で話します。ここを早いうちに身につけると、話す日本語がぐっと伝わりやすくなります。詳しくは日本語の発音ガイドをご覧ください。
  • ひらがな、そしてカタカナ。多くの講師は、最初の数週間でローマ字から卒業することを目指します。レッスンでしくみを学び、文字の練習は家でするのが一般的です。ひらがな・カタカナの覚え方もご覧ください。
  • あいさつと決まった表現。「おはようございます」「ありがとうございます」「すみません」のほか、「もう一度お願いします」のように、レッスン中に毎回使う表現です。
  • 自己紹介。名前、出身、仕事や学校、日本語を学ぶ理由。短く、決まった型があり、この先何年も使います。自己紹介の記事もあわせてどうぞ。
  • 基本の文型。「AはBです」の文、「か」を使った簡単な質問、「食べます」のような「ます」形の動詞です。
  • 数字・時間・曜日。値段、電話番号、日付、「何時ですか」など、毎日のように出てきます。数字と数え方の記事もご覧ください。

最初の1か月の例

週に1〜2回レッスンを受け、毎日少しずつ練習する初心者の場合の一例です。人によって速くも遅くもなりますが、それで問題ありません。

時期レッスンでレッスンの合間に
1週目学習の目標の確認、日本語の音のしくみ、あいさつ、ひらがなの最初の数行。毎日ひらがなを数行ずつ、声に出しながら練習。
2週目自己紹介、「AはBです」の文、「はい・いいえ」で答える質問。ひらがなを最後まで覚える。自己紹介を録音して聞き直す。
3週目数字、時間、「ます」形の動詞、一日の出来事を話す。カタカナを始める。新しい単語をフラッシュカードで復習。
4週目カフェでの注文、時間を聞く、初対面のあいさつなどの短いロールプレイ。かなで書かれた簡単な単語を読む。自分について5つ文を書く。

1か月たつころには、多くの方が自己紹介をし、ひらがなをゆっくり読み、ごく簡単なやりとりができるようになります。これはしっかりした土台で、ここからレッスンが少しずつ「会話」らしくなっていきます。

最初のレッスンの準備

  • 学ぶ理由をはっきりさせる。来年の旅行、パートナーの家族、アニメ、仕事、JLPTなど。理由によって、最初に学ぶ内容が変わります。
  • 機材を整える。ヘッドホン、カメラ、静かな部屋。あとで日本語キーボードを入れておくと便利です。日本語の入力方法もご覧ください。
  • ノートかファイルを用意する。新しい単語や表現を1か所にまとめておくと、復習がしやすくなります。
  • 練習の時間を決めておく。初心者には、週末にまとめて長く勉強するより、毎日15分のほうが効果的です。

オンラインのレッスンが初めての方は、オンライン日本語レッスンの流れの記事で実際の様子をご確認ください。

初心者が講師に聞いておきたいこと

  1. まったくの初心者には、どのくらい英語を使いますか。それはどう変わっていきますか。
  2. どの教科書や教材を使いますか。自分で買う必要はありますか。
  3. ローマ字からかなに切り替えるのはいつごろですか。
  4. レッスンのうち、自分が話す時間はどのくらいありますか。
  5. レッスンの合間には、何をどのくらいすればよいですか。

講師選びのポイントは、日本語講師の選び方の記事で詳しく紹介しています。

初心者によくある不安

「もう年だから遅いのでは?」

大人は計画を立てて学べば、外国語をしっかり身につけられます。発音が完全にネイティブのようにならなくても、相手の言うことがわかり、自分の言いたいことが伝われば十分です。

「話すのが恥ずかしい」

初心者がする間違いはだいたい同じで、講師はそのすべてを何度も聞いてきています。マンツーマンのレッスンは、安心して間違えられる場所です。

「漢字は無理な気がする」

最初の1か月は漢字がなくても大丈夫です。かなに慣れてから、少しずつ出会っていきます。そのときは漢字の覚え方の記事を参考にしてください。

「時間があまりない」

週1回のレッスンと毎日の短い復習で、着実に上達できます。大切なのは時間の長さより続けることです。日本語全体の難しさが気になる方は、日本語は難しい?の記事もどうぞ。

はじめの一歩

最初の数週間が、その後の学習の流れを決めます。音をしっかり身につけ、早めにローマ字から卒業し、たとえ数語でも毎回のレッスンで声に出して話しましょう。最初のひらがなから講師と一緒に進めたい方には、Hanabuddiesのオンライン日本語レッスンで、必要に応じて英語の説明も交えながら、マンツーマンで初心者の方をサポートしています。