ディスレクシアやADHDがあっても日本語は学べる:自分に合うレッスンの作り方
ディスレクシア(読み書き障害)やADHDがあっても、日本語は学べますし、実際に多くの人が学んでいます。話し言葉の日本語は音の種類が少なく規則的で、ひらがなとカタカナはほぼ発音どおりに書くため、英語のつづりより楽だと感じるディスレクシアの学習者も少なくありません。漢字には時間がかかりますが、どこまで読めるようになりたいかは目標に合わせて選べます。一番効果的なのはマンツーマンのレッスンです。講師があなたの集中の仕方や読み方に合わせて、ペース、長さ、進め方を毎回調整できるからです。
意外と取り組みやすいこと
- 発音:日本語の母音は5つだけで、例外的な音もほとんどありません。日本語の発音ガイドもご覧ください。
- かなの表記:ひらがなやカタカナは1文字が1つの音を表し、読まない文字や例外がほとんどありません。ひらがな・カタカナの覚え方では少しずつ分けて覚える方法を紹介しています。
- 文法のパターン:動詞の活用は規則的なので、1つのパターンを覚えれば何百もの動詞に使えます。
難しく感じやすいことと、その対策
| 難しさ | 効果があることが多い工夫 |
|---|---|
| 似ている漢字 | 部首などのパーツと短いストーリーで覚え、大きく書き、一度に少しずつ学ぶ。漢字の覚え方もどうぞ。 |
| スペースのない詰まった文章 | ふりがな付きの大きめの文字から始め、文字の大きさや行間を変えられる画面で読む。 |
| 長いレッスンで集中が切れる | 30分ほどの短いレッスン、最初にその日の流れを示す、会話・聞き取り・ゲームを切り替える。 |
| 単語を忘れてしまう | 音声や絵を使い、少しずつ何度も復習する。フラッシュカードと間隔反復で方法を紹介しています。 |
| 学習を習慣にできない | レッスンの時間を固定し、毎回短い課題リストとリマインダーを用意する。忙しい社会人のための学習習慣もどうぞ。 |
目標を選ぶ:まず話すことか、読むことも含めるか
家族、友人、同僚と話すことが主な目的なら、話す・聞くに集中し、メモはローマ字やかなで取ってもかまいません。JLPTを受けたい、日本語で仕事をしたいなら漢字が必要なので、読む練習に時間を多めにとりましょう。どちらも正しい選択で、あとから変えることもできます。
試験と受験上の配慮
JLPTを受ける予定なら、障害のある方への受験上の配慮があり、地域の実施機関に事前に申請します。くわしくはJLPTの受験上の配慮をご覧ください。
講師に必要なことを伝える
変更をお願いするのに診断は必要ありません。「スライドを事前に送ってほしい」「1回のレッスンで新しい文法は1つだけ」「25分たったら休憩したい」「大きい文字で、漢字を少なめに」など、助けになることを講師に伝えてください。良い講師は進め方を調整し、定期的に様子を確認します。
Hanabuddiesのサポート
ネイティブ講師がオンラインでマンツーマンのレッスンを行うため、短いレッスン、明確な目標、会話中心、大きな文字、事前の教材送付など、あなたが集中しやすい形にペースと構成を合わせられます。私たちは語学講師であり、学習障害の専門家ではないので、あなたが「これが合う」と教えてくださったことをもとに進めます。