学校の面談に通訳を:個人面談や三者面談で困らないために
お子さんが日本の学校に通っていて、日本語にあまり自信がない保護者の方は、個人面談などで通訳を依頼することができます。まずは学校や市区町村の教育委員会に相談しましょう。外国につながる家庭のために、通訳者やボランティアを派遣している地域が多くあります。手配できない場合や、自分で選んだ通訳者に頼みたい場合は、ビデオ通話や電話で面談に参加してもらう通訳者を依頼することもできます。どちらの場合も、少し準備をしておくだけで、限られた面談の時間をずっと有意義に使えます。この記事は、外国籍の保護者の方や、そうした家庭を支える学校・支援者の方に向けた内容です。
主な学校の面談・行事
| 名称 | 読み方 | 内容 |
|---|---|---|
| 個人面談 | こじんめんだん | 担任の先生との短い面談。10〜15分程度で、年に1、2回行われることが多いです。 |
| 三者面談 | さんしゃめんだん | 先生、保護者、生徒の3人で行う面談。中学・高校で多く、受験や進路について話し合います。 |
| 家庭訪問 | かていほうもん | 年度初めに先生が家庭を訪れるもので、主に子どもの住む地域や家を確認します。行わない学校もあります。 |
| 保護者会 | ほごしゃかい | クラスや学年の保護者全員が集まる会。 |
| 入学説明会 | にゅうがくせつめいかい | 新しい学校に入る前の説明会。 |
個人面談は短く、日程も詰まっていることが多いので、通訳は早めに手配しておくことが大切です。
通訳の探し方
- 学校。担任の先生や事務室に相談しましょう。外国につながる家庭をサポートする職員やボランティアがいる学校もあります。
- 教育委員会。学校の面談や入学手続きのために通訳者やボランティアを派遣している市区町村が多く、無料の場合もあります。対応できる言語や体制は地域によって大きく異なります。
- 地域の国際交流協会。ボランティア通訳者の名簿を持っていることがよくあります。
- 友人やほかの保護者。簡単な面談なら助かりますが、お子さんの行動や健康、学習面の話になる場合は、プライバシーにも配慮しましょう。
- 自分で依頼する通訳者。プロの通訳者がビデオ通話や電話で参加できます。学校で手配できないとき、デリケートな話題のとき、また保護者の一方が海外や仕事先から参加したいときに便利です。事前に学校の了承を得ましょう。
面談の前に
- 日時と時間の長さを確認し、通訳者が参加することを先生に伝えましょう。通訳が入ると時間が長くかかるため、少し長めの時間や2コマ分の枠をお願いできるか相談してみましょう。
- 聞きたいことを優先順位の高い順に書き出す。時間が足りなくなっても大事なことを聞けます。
- 最近のお便り、テストの結果、連絡帳を用意する。話の中で参照できます。
- 通訳者に背景を伝える。お子さんの学年、受けているサポート、話したい内容を共有しておきましょう。
保護者がよく聞くこと
- クラスで友だちとうまくやっていますか?
- 日本語での授業についていけていますか?日本語の支援は必要ですか?
- 家庭で宿題をどうサポートすればよいですか?
- これからの行事、遠足、テストに向けて何を準備すればよいですか?
- 困ったことがあったときは、誰にどうやって連絡すればよいですか?
日本語を学んでいる途中の子どもに向けて、日本語指導を行っている学校も多くあります。どんな支援があるか聞いてみましょう。
面談中と面談のあと
短い文で話し、通訳者が訳す時間を取りましょう。日本の先生は問題をやわらかく伝えることが多いので、話があいまいに聞こえたときは具体例を聞いてみるとよいでしょう。終わる前に、それぞれがすることを確認し、先生への連絡方法も聞いておきましょう。面談のあとも学校からのお便りは続きます。よくあるお知らせや連絡帳については日本で子育てする保護者のための日本語で紹介しています。
自分でも少し日本語を学ぶ
大切な面談には通訳が最適ですが、数か月ほど目的をしぼってレッスンを受けるだけでも、お便りを読む、連絡帳に短いメッセージを書く、お迎えのときにほかの保護者と話すといった毎日の学校生活がずっと楽になります。講師は、お子さんが持ち帰った実際のお便りを使ってレッスンを組み立てることもできます。
Hanabuddiesができること
Hanabuddiesでは、学校の了承を得たうえで、学校の面談や先生との電話に、ビデオ通話、電話、または学校での対面で、英語と日本語のリアルタイム通訳を行っています。学校からのお便りの参考用の翻訳や、保護者向けの実用的な日本語レッスンも行っています。面談の日程と話したい内容をお知らせください。