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緊急時に使う日本語:地震・警察・落とし物

日本は旅行にも生活にも安全な国ですが、それでもトラブルは起こります。財布をなくしたり、急に体調を崩したり、夜中にスマートフォンから緊急地震速報が鳴ったり。そんなとき、いくつかの日本語のフレーズと少しの知識があるだけで、大きな違いが生まれます。この記事では、緊急時の電話番号、知っておきたい言葉、よくある場面での対応をまとめました。日本を訪れる学習者の方はもちろん、外国人の友人や同僚、ご家族に緊急時の備えを伝えたい方にも役立つ内容です。

緊急時の電話番号

番号連絡先使う場面
110警察事件、盗難、交通事故、身の危険があるとき。
119消防・救急火事、重い病気やけが。

ヨーロッパ、イギリス、アメリカ、オーストラリアとは番号が違うので、外国から来た人はスマートフォンに登録しておくと安心です。携帯電話や公衆電話からは無料でかけられます。通訳につないでもらえる場合もありますが、それをあてにせず、いくつかのフレーズを知っておくと、より早く助けを得られます。緊急ではない医療の相談には、相談窓口を設けている地域も多いので、住んでいる市区町村や都道府県のウェブサイトで確認しておきましょう。

緊急通報で使うフレーズ

119番に電話すると、まず「火事ですか、救急ですか。」と聞かれるのが一般的です。答えたら、次に住所を伝えます。

フレーズ意味・使う場面
救急です救急車が必要なとき
火事です火事が起きたとき
助けて!助けを求めるとき
住所は〇〇です場所を伝えるとき
友達が倒れました一緒にいる人が倒れたとき
けがをしました自分がけがをしたとき
英語を話せる人はいますか?英語で対応できる人を探すとき

いちばん難しいのは住所を伝えることです。ホテルのカードや自宅の住所を日本語で書いて、財布やスマートフォンに入れておきましょう。場所がわからないときは、駅やコンビニ、大きな建物など近くの目印を伝えるか、周りの人に助けを求めます。病気や医療の言葉は、病院と薬局で使う日本語の記事で紹介しています。

地震のとき

日本では小さな地震はよくあることで、建物も地震を想定して設計されています。強い揺れの数秒前に、スマートフォンから緊急地震速報が鳴ることがあります。そのときは:

  • 頭を守り、丈夫な机の下に入る。窓や倒れてきそうなものから離れましょう。
  • 揺れている間は外に飛び出さない。建物よりも、落ちてくるガラスや看板のほうが危険です。
  • 揺れがおさまったら、ガスや火の元を確認し、公式の情報に耳を傾けます。
  • 海の近くでは津波警報に従い、すぐに高台や指定された避難ビルへ移動します。

避難所には「避難所」「避難場所」と書かれた標識があります。日本に住んでいる場合は、いちばん近い場所を今のうちに確認しておきましょう。地図は市区町村が公開しています。観光庁の「Safety tips」アプリは、災害情報を多言語で通知してくれるので、旅行前にインストールしておくと安心です。外国人の知り合いにもぜひ教えてあげてください。

災害のときに使う言葉

言葉読み方英語
地震じしんearthquake
津波つなみtsunami
台風たいふうtyphoon
避難してくださいひなんしてくださいPlease evacuate
高台たかだいhigh ground
停電ていでんpower cut

落とし物と盗難

日本では落とし物が届けられることが多いので、あきらめずに問い合わせてみましょう。近くの交番に行くか、電車、お店、タクシーで落とした場合はそこのスタッフに聞いてみます。

  • 財布をなくしました。
  • 電車に傘を忘れました。
  • パスポートを盗まれました。

いつ、どこでなくしたか、色や大きさ、中に何が入っていたかを説明できるようにしておきましょう。パスポートをなくした場合は、警察に届け出たうえで自国の大使館か領事館に連絡すると、緊急用の渡航書類の手続きについて案内してもらえます。

何か起きる前に準備を

少しの準備が大きな安心につながります。緊急電話番号を登録し、住所を日本語で持ち歩き、旅行保険の情報を用意し、自国の大使館の場所を確認しておきましょう。日本に引っ越す方は、日本に引っ越して最初の1か月のチェックリストで住民登録などの手続きを紹介しています。いざというときに地域のサービスから連絡を受けるためにも大切です。フレーズを声に出して練習したい方は、講師と緊急通報のロールプレイをしておくと、必要なときに言葉が出てきます。