日本語のスラング:よく使う言葉と使ってよい場面
よく耳にする日本語のスラングは、実はそれほど多くありません。「やばい」(すごい、またはひどい)、「マジ」(本当に)、「めっちゃ」(とても)、「ウケる」(おもしろい)、「それな」(そのとおり)、「推し」(いちばん好きなアイドルやキャラクター)などです。友だち、同年代の人、チャットでは使えますが、お客様、先生、よく知らない年上の人、職場では雑な印象になるので避けましょう。スラングは変わるのも早いので、まわりの人の話し方を聞いてからまねするのが安心です。この記事は、日本語学習者に向けたスラングのガイドです。
よく使うスラング
| スラング | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| やばい | ひどい、またはすごい。文脈と口調で決まります。 | このラーメン、やばい! |
| マジ(で) | 本当に | マジで? |
| めっちゃ | とても(西日本から全国に広まりました) | めっちゃおいしい |
| 超 | とても | 超眠い |
| ウケる | おもしろい、笑える | それウケる |
| それな | そのとおり、わかる | 同意するときの一言の返事 |
| ガチ | 本気の、本当に | ガチで練習してる |
| 推し | いちばん応援しているメンバー、アイドル、キャラクター | 推しは誰? |
| エモい | 懐かしい、心が動く | この写真エモい |
| ドタキャン | 直前のキャンセル | ドタキャンされた |
| 草 / w | ネットでの「笑」(wが草に見えることから) | チャットやコメントで書くときだけ |
使ってよい場面・避けたい場面
- 大丈夫:友だち、クラスメート、くだけた関係になった同年代の人、グループチャット、SNS。
- 注意:年上の人、パートナーの家族、よく知らない近所の人。相手の話し方に合わせましょう。
- 避ける:職場、お客様、先生、面接、メール、改まった文章。丁寧語や敬語が求められます。
スラングはくだけた話し方の一部なので、普通形や縮約形と一緒に使われます。タメ口と丁寧語や日本語でのメッセージもどうぞ。
まねする前に知っておきたいこと
- スラングは古くなりやすい:数年前に流行った言葉が、今では古く聞こえたり無理をしているように聞こえたりします。古いリストではなく、友だちが実際に使っている言葉をまねしましょう。
- 年齢と地域:若者言葉を大人が使うと不自然なこともあり、地域によって違う言葉もあります。関西弁と日本の方言もどうぞ。
- 悪口になる言葉:「うざい」や「キモい」はドラマでよく聞きますが、人に向けると相手を傷つけます。
- 学習者は目立つ:学習者が「めっちゃ」を上手に使うと好意的に受け取られることが多いですが、基礎が弱いままスラングばかりだと不自然です。まず丁寧な日本語を固めましょう。
自然なくだけた日本語を身につけるには
- 日常生活を描いた作品を見て、くり返し出てくる表現をメモしましょう。アニメやドラマで日本語を学ぶもどうぞ。
- 友だちに、実際に使う言葉や、自分が使っても自然かどうかを聞きましょう。
- 同じ文を、くだけた形と丁寧な形の両方で言う練習をしましょう。
Hanabuddiesのサポート
ネイティブの日本語講師が、オンラインのマンツーマンで、英語で説明しながらレッスンをします。カジュアルな会話のレッスンでは、実際によく使われる言葉や語尾と、それを誰に使ってよいかを教え、仕事、旅行、パートナーの家族との場面に合わせて丁寧な日本語に戻す練習もします。