子どももJLPTを受けられる?保護者のためのガイド
はい、子どもも日本語能力試験(JLPT)を受けられます。公式な年齢制限はなく、N5やN4を受ける子どもは少なくありません。ただし大人と同じ試験なので、長い試験時間、マークシート、試験当日のルールがあります。日本語の力だけでなく、試験の形式にも慣れておく必要があります。試験会場によって独自の対応がある場合もあるので、申し込む前に確認しましょう。多くの子どもにとって、ひらがなとカタカナがすらすら読めるようになったら、N5が最初の目標としてちょうどよいでしょう。この記事は、海外で日本語を学ぶお子さんの保護者の方に向けた解説です。
子どもにJLPTはおすすめ?
合格証書はやる気につながり、1年間の勉強の目標になり、のちの進学や交換留学の申し込みで役立つこともあります。一方、日本語が義務のように感じられてしまうなら逆効果です。JLPTは読む力と聞く力だけを測り、話す・書く試験はないため、お子さんの力の一部しか示しません。JLPTにスピーキングはある?もご覧ください。
- 受けてよいサイン:日本語が好き、かなをすらすら読める、目標があると頑張れる。
- 少し待ったほうがよい場合:長い時間集中して座っているのがまだ難しい、かなを読むのがまだ遅い。
どのレベルから始めるか
ほとんどの子どもは、いちばん基礎的なN5から始めます。家で日本語を話す継承語学習者は、聴解は上のレベルでも、読解や漢字はずっと難しく感じることがあるので、練習問題で確認してから選びましょう。各レベルの内容はJLPTのレベル解説、話す力と読む力の差については継承語として日本語を学ぶ方へで説明しています。
試験の形式に慣れる
- 時間:時間を計ってセクションごとに練習し、少しずつ長くしていきます。
- マークシート:鉛筆できれいに塗ること、問題番号を確認することを教えましょう。
- 聴解:音声は1回しか流れません。止めずに聞く練習をします。
- 指示文:問題用紙の一部は日本語なので、事前に一緒に確認しておきます。
- 推測:間違えても減点はないので、空欄は残さないようにします。
模擬試験の上手な使い方はJLPTの模擬試験ガイドをご覧ください。
子どもと迎える試験当日
- 早めに着いて教室を確認しましょう。保護者は通常、外で待ちます。
- 受験票、必要なら身分証、鉛筆、消しゴム、アラームの鳴らない時計を持っていきます。
- 朝ごはんをしっかり食べさせ、休憩用のおやつも用意しましょう。
- 合否の場ではなく、練習の冒険として話してあげましょう。
そのほかの実践的なコツはJLPT当日のコツにまとめています。
楽しさを忘れずに
試験対策に、ゲーム、歌、アニメ、会話を混ぜましょう。試験のあとも日本語が好きでいられたなら、合格証書以上のものを得たことになります。1回目で合格できなくても、成績通知は次に練習することを示す地図として使えます。
Hanabuddiesができること
私たちの講師は、子どもや10代の生徒にオンラインでマンツーマンのレッスンを行っています。短くて楽しいレッスンで、時間を計った練習や聴解を含めてN5・N4の準備をしながら、話す練習も続けます。子ども・10代向けの日本語レッスンもご覧ください。