JLPTは7月と12月どちらを受ける?受験回の選び方
JLPT(日本語能力試験)は年に2回、通常7月と12月の第1日曜日に行われますが、すべての試験地で両方の回が実施されるわけではありません。7月と12月のどちらを受けるかは、就職の応募、大学の締め切り、ビザの計画など、結果が必要な日から逆算し、現実的に勉強できる期間を考えて決めましょう。結果は試験のおよそ2か月後に発表されるため、12月に受ければ1月下旬、7月に受ければ9月上旬までに結果がわかります。この記事では、JLPTを受ける日本語学習者に向けて、受験する回の選び方と、選んだ日に合わせた学習計画の立て方を紹介します。受験を考えている外国人の同僚や友人に説明したい方にも役立つ内容です。
まず試験地で実施される回を確認する
日本国内では、すべてのレベルが7月と12月の両方で実施されます。海外では各地の実施機関が試験を運営しており、年に1回、多くは12月だけの都市や、一部のレベルしか実施しない都市もあります。計画を立てる前に、JLPTの公式サイトと現地の実施機関を確認しましょう。海外での申し込み方法と、締め切りが試験の3〜4か月前になることが多い理由は海外でのJLPT申し込み方法で説明しています。
結果が必要な日から逆算する
| 実施回 | 申し込み(目安) | オンラインでの結果発表(目安) |
|---|---|---|
| 7月 | 春、3月から4月ごろ | 8月下旬から9月上旬 |
| 12月 | 夏の終わり、8月から9月ごろ | 1月下旬 |
正確な日程は年や国によって異なるため、目安として考えてください。合格証書や成績の通知はオンラインの結果発表より後に届きます。会社や学校から決まった日までに証明を求められている場合は、オンラインの結果で足りるかを確認しましょう。受け取れるものと時期についてはJLPTの結果と合格証書で紹介しています。
7月を選ぶ理由
- 秋の応募の前に結果がほしい。9月や10月に募集が始まる仕事やプログラムに応募する場合など。
- 冬から春にかけてのほうが勉強しやすい。夏が仕事の繁忙期の方など。
- 合格したら12月に次のレベルを受けたい。レベル間の差が小さい下のレベルで向いている方法です。
12月を選ぶ理由
- 準備にもっと時間がほしい。夏に申し込んで12月に受ければ、最大で6か月ほど集中して勉強できます。6か月でJLPTに合格する方法もご覧ください。
- 試験地で12月しか実施されない。
- 年明けに結果がほしい。日本での春の就職活動や、年初に締め切りがある応募の場合など。
迷ったら実力との差を確かめる
目標レベルの模擬試験を、時間を計って1回分解いてみましょう。すべての科目で合格点に近ければ、近いほうの回が現実的です。読解や聴解など、ひとつの科目が大きく足りない場合は、後の回を選んでその科目から取り組みましょう。JLPTの模擬試験の使い方やJLPTのレベル解説も、今の実力を判断する参考になります。
試験日から逆算して計画する
- 申し込みの締め切りが発表されたら、すぐカレンダーに入れる。逃すと半年から1年待つことになります。
- 最後の1か月は新しい内容ではなく、模擬試験と復習にあてる。
- 移動の計画を立てる。試験会場が自宅から遠いこともあり、12月は雪などで電車や飛行機が遅れることもあります。
- 当日の流れを確認する。JLPT当日のポイントをご覧ください。
講師ができること
ネイティブ講師は、模擬試験の結果を見て、どちらの回が現実的かを率直にお伝えし、試験日までの毎週の計画を立てます。文法、読解、聴解の練習に加えて会話の練習も行うので、試験の外でも使える日本語が身につきます。目標のレベルと考えている受験回をお知らせいただければ、学習プランをご提案します。