メールマガジンを日本語に翻訳する:件名・文体・同意のポイント
日本のお客様にメールマガジンを送るには、英語のメールを翻訳するだけでは足りません。件名、プレビューテキスト、差出人名は日本の読者に向けて書く必要があり、文体は押しつけがましくなく、丁寧で安心感のあるものにし、レイアウトはスマートフォンで日本語がきれいに表示されるようにしなければなりません。また、日本には、同意の取得や、送信者と配信停止方法の表示など、広告メールについての独自のルールがあります。いちばん良い方法は、まずテンプレートを一度ていねいに翻訳し、その後はキャンペーンごとにネイティブのライターが内容を調整し、配信ツールの中で確認してから送ることです。この記事では、日本向けにメールマガジンを始める海外の企業に向けて、翻訳と調整のポイントを紹介します。海外向けにメールを配信する日本企業の方にも役立つ内容です。
日本向けのメールマガジンで変わること
| 要素 | 調整すること |
|---|---|
| 件名 | 日本語は同じ意味を少ない文字数で表せるので、短くわかりやすく。お知らせや特典を目立たせるために【】がよく使われます |
| プレビューテキスト | 別に書きましょう。翻訳したあいさつの1行目が受信箱に表示されないようにします |
| 差出人名 | 日本のお客様が知っているブランド名を、カタカナか英字で |
| あいさつ | 「いつもご利用いただき、ありがとうございます」のような丁寧なあいさつが一般的。季節の話題を入れることも多くあります |
| 文体 | 丁寧で、くわしく、信頼できる文章に。誇張やあおる表現は強引に感じられることがあります |
| 日付・価格・単位 | 年・月・日の順の日付、日本の単位、日本で販売する場合は税についてのわかりやすい表示 |
| フッター | 会社名、連絡先、わかりやすい配信停止のリンク |
同意と法律について
日本では広告メールが規制されており、一般的に、受信者の事前の同意、送信者についての明確な情報、簡単に配信停止できる方法が求められます。日本のお客様にメールを送る場合は、最新の要件を法律の専門家に確認し、登録の経緯を記録しておきましょう。日本語の登録フォームとプライバシーポリシーがあれば、お客様も何に同意しているのかがわかります。
デザインと技術面のチェック
- フォントと文字コード。UTF-8を使い、日本語のシステムフォントを含むフォント指定にして、文字化けや不自然な字形を防ぎましょう。
- 行の長さと行間。日本語は単語の間にスペースがありません。段落を短くし、行間を広めにとると、スマートフォンで読みやすくなります。
- 画像の中の文字。大事なメッセージを画像に入れるのは避けましょう。別に翻訳が必要になり、画像が表示されないと読めません。
- ボタン。日本語のボタンの文字は英語より長くも短くもなるので、変な位置で改行されないか確認しましょう。
- テスト配信。キャンペーンのたびに、日本でよく使われるメールサービスとスマートフォンにテスト配信しましょう。
品質を保つための進め方
- テンプレート、フッター、登録フォーム、自動送信メール(ウェルカムメール、領収書、リマインダー)を、一度ていねいに翻訳します。
- 製品名、丁寧さのレベル、避けたい言葉をまとめた、短い用語集とスタイルガイドを作ります。
- キャンペーンごとに、特に件名は直訳せず、ネイティブのライターが文章を調整します。
- 送信前に、配信ツールの中とスマートフォンで最終版を確認します。
心に響くコピーについては日本向けトランスクリエーションを、全体の戦略については日本のお客様へのマーケティングをご覧ください。お客様から日本語で返信が来る場合は日本のお客様へのカスタマーサポートが役立ちます。
Hanabuddiesができること
Hanabuddiesの日英チームは、メールのテンプレート、メールマガジン、自動送信メール、登録ページを日本のお客様向けに翻訳・調整し、配信前のキャンペーンごとの確認も承ります。配信の頻度と使っているツールをお知らせいただければ、お見積もりをお送りします。