日本向けSNS投稿の翻訳:プラットフォーム、トーン、ルール
日本のユーザーに向けてSNSに投稿するなら、英語のキャプションを訳すだけでは足りません。日本のSNSには、よく使われるプラットフォーム(X、Instagram、LINE、YouTube、TikTokがいずれも大きい)、独自のトーン、ハッシュタグや絵文字、企業の話し方に対する独自の期待があります。いちばんよい方法は、投稿ごとに日本の読み手に合わせて書き直し、日本語でのブランドの話し方を統一し、日本の季節や行事に合わせて計画し、公開前にネイティブスピーカーが確認することです。また日本のルールでは、インフルエンサーの投稿や広告投稿は広告であることを明示する必要があります。この記事は、日本向けにSNSを運用する海外企業とその担当者に向けた内容です。
日本で重要なプラットフォーム
- X(旧Twitter)は日本では多くの国よりも中心的な存在で、ニュース、企業のお知らせ、お客様からの質問、キャンペーンに使われています。
- Instagramは食、ファッション、旅行、美容、ライフスタイルに強く、お店や場所を探すのに使う人も多くいます。
- LINEは主要なメッセージアプリで、企業は公式アカウントでお客様に直接メッセージを送ります。海外企業のためのLINE公式アカウント活用ガイドをご覧ください。
- YouTubeとTikTokは動画向けで、日本語の字幕や音声が必要です。動画の日本語字幕をご覧ください。
直訳がうまくいかない理由
- トーン。英語の企業の投稿はカジュアルで勢いのあるものが多いですが、日本の企業アカウントは「です・ます」を使った丁寧で親しみやすい話し方が一般的で、なれなれしい言葉は企業からだと違和感を与えます。
- 長さ。日本語は少ない文字数で多くの意味を伝えるため、訳したキャプションがすかすかに見えたり、スペースを活かすために書き直しが必要になったりします。
- ユーモアや言葉遊びはほとんど訳せません。日本語の投稿には日本語なりのユーモアが必要です(なくてもかまいません)。
- ハッシュタグ。日本のユーザーは「#カフェ巡り」のような日本語のハッシュタグで検索します。自社のタグを訳すのではなく、実際に使われているタグを調べましょう。
- 絵文字や顔文字はよく使われますが、適量はブランドや読み手によって異なります。
このような書き直しは「トランスクリエーション」と呼ばれます。日本向けトランスクリエーションをご覧ください。
日本に合わせたコンテンツ計画
日本のフォロワーは、桜の季節、ゴールデンウィーク、夏祭り、年末年始など季節の投稿によく反応します。大きな地震のあとなど、配慮が必要な時期に明るい宣伝を投稿するのは避けましょう。投稿は本社の時間ではなく、日本のフォロワーがオンラインの時間に合わせます。日本の季節と行事をご覧ください。
ルールとリスク
- 広告の明示。2023年から、日本のステルスマーケティング規制により、企業から依頼された投稿やインフルエンサーの投稿は「#PR」や「#広告」などで広告であることを明示する必要があります。最新のガイドラインを確認するか、日本の専門家に相談しましょう。
- 表現の規制。健康、美容、価格に関する表現は規制されています。母国では問題のない投稿でも、日本向けには修正が必要な場合があります。
- 炎上。不注意な投稿が悪い意味で拡散されることがあります。公開前のネイティブチェックがいちばんの予防策です。
日本語のコメントへの返信
フォロワーは日本語でコメントやメッセージを送り、日本語での返信を期待します。よくある質問への返信テンプレートを用意し、誰が対応するかを決めておきましょう。日本のお客様へのカスタマーサポートをご覧ください。
Hanabuddiesができること
SNSの投稿、キャプション、プロフィール、ハッシュタグ、キャンペーンの文章を、自然な日本語に翻訳・調整します。投稿のトーンをそろえるための簡単な日本語のトーンガイドも作成できます。動画の字幕や、投稿からリンクするページの翻訳もお任せください。日本のお客様へのマーケティングもご覧ください。