通訳を入れて日本の社員や取引先にオンライン研修を行う
英語が得意ではない日本の社員、取引先、販売代理店に研修を行うときは、ビデオ会議に英日通訳者が入ることで、講師はそのまま自分で研修を進め、参加者は内容を理解し、質問もできるようになります。オンラインの研修では、通訳者は通常、逐次通訳で対応します。講師が数文話して区切り、その間に通訳者が訳す方法です。話す時間がおよそ2倍になるため、内容を絞るか時間を長めに取り、スライドと主な用語を事前に送り、質問の時間も確保しましょう。この記事では、日本向けに研修を行う海外企業に向けて、研修が身につくための通訳の準備と進め方を紹介します。海外本社の研修を受ける日本側の担当者の方にも役立つ内容です。
通訳が役立つ場面
- オンボーディング:日本の新入社員や、買収した日本のチームの受け入れ。
- 製品・ソフトウェアの研修:日本の販売代理店、リセラー、お客様のチーム向け。
- 新しい業務の導入:新しい報告システムや社内規程など。
- ワークショップや質疑応答:発表と同じくらい話し合いが大切な場面。
英語を読むのは得意な日本の参加者でも、普通の速さの英語を聞き取るのは難しいと感じることが多く、英語で質問する人はさらに少なくなります。通訳がいれば、参加者が気軽に発言できるようになります。
逐次通訳を前提に計画する
- 内容を半分にするか、時間を2倍にする。英語で60分の発表は、逐次通訳ではおよそ2時間が必要です。
- 2〜3文ずつ区切って話す。区切りははっきりと。
- 長い研修は分ける。1回の長いセッションより、60〜90分のセッションを数回に分けたほうが、参加者にも通訳者にも負担が少なくなります。
- 時差を考えて日程を組む。日本にはサマータイムがないため、時期によって現地の開始時間がずれることがあります。日本との時差もご覧ください。
通訳者の準備
- スライド、原稿、構成を少なくとも数日前に送る。
- 用語集を共有する。製品名、社内用語、略語をまとめ、英語のまま使う言葉も伝えます。
- 短い打ち合わせをする。研修の目的と参加者について説明します。
- デモの内容を伝える。画面共有やソフトウェアの操作がある場合は、使う画面やメニューを事前に知らせます。
話し手のためのコツは日本語の通訳者と上手に仕事をするコツで紹介しています。
資料も日本語にする
通訳が伝えるのは話した内容です。スライド、配布資料、研修後のまとめも日本語になっていると、参加者の記憶にずっと残りやすくなります。少なくともスライドのタイトルと要点は翻訳しましょう。何度も行う研修は、日本語のeラーニング講座にすることも検討できます。eラーニング講座を日本語に翻訳するにはをご覧ください。
研修当日の進め方
- 最初に通訳者を紹介し、質問のしかたを説明します。
- 理解度をこまめに確認する。日本の場では「質問はありますか」と聞いても沈黙になりがちなので、短いクイズ、投票、グループへの具体的な質問を使いましょう。
- 日本語で質問する時間を取る。チャットでの質問も受け付け、問いかけたあとは少し間を置きます。
- 録画について事前に合意する。録画する場合は参加者に伝えます。
- 研修後に書面でまとめを送る。できれば両方の言語で。
Hanabuddiesができること
Hanabuddiesは、オンラインのビデオ会議、または日本国内・海外での対面(交通費などの移動費はお客様のご負担)で行う研修、オンボーディング、ワークショップの英日通訳を承り、スライド、配布資料、まとめの翻訳もお引き受けして内容をそろえます。通訳は通常、逐次通訳で行います。テーマ、回数、時間、参加者をお知らせいただければ、お見積もりをお送りします。日本とのビデオ会議のオンライン通訳もご覧ください。