eラーニング講座を日本語に翻訳するには:スライド、動画、クイズ、テスト
eラーニングの講座を日本語に翻訳するには、スライド、クイズ、ボタン、フィードバックのメッセージを含むすべてのテキストを書き出し、動画に日本語字幕を付けるか日本語の音声を付けるかを決め、重要な用語の用語集を作り、公開前にネイティブが学習プラットフォーム上で完成した講座を確認します。必要に応じて例やシナリオを日本の職場に合わせ、丁寧さのレベルも統一しましょう。こうして作れば、日本の社員、取引先、お客様に、あとから翻訳したものではなく、自分たちのために作られたと感じてもらえる講座になります。この記事では、日本向けに研修や講座を展開する海外企業に向けて、翻訳の進め方を紹介します。海外本社の研修を受け入れる日本の担当者の方にも役立つ内容です。
翻訳が必要なもの
| 項目 | 確認すること |
|---|---|
| スライド・画面 | 画面上の文字、画像内の文字、グラフや図 |
| 動画・音声 | ナレーション原稿、字幕、画面録画内の文字 |
| クイズ | 問題、選択肢、正解・不正解のフィードバック |
| 画面の操作部分 | ボタン、メニュー、ナビゲーション、進捗やエラーのメッセージ |
| 配布資料 | ワークブック、PDF、業務マニュアル、修了証 |
| 講座の案内 | タイトル、説明、学習目標、受講者へのメール |
字幕か、日本語の音声か
字幕は早く、費用も抑えられ、話し手が映る動画や短い動画に向いています。日本語の音声は、長い講座、画面を見ながら操作を学ぶソフトウェアのデモ、字幕を読むより聞いて学びたい受講者向けの講座に向いています。どちらの場合も、正確な文字起こしと、動画に合わせてタイミングを取った原稿から始めます。各段階は動画の日本語字幕と日本語の文字起こしで説明しています。
講座の準備
- 編集できる形式でテキストを書き出す。多くのオーサリングツールには、翻訳用にテキストを書き出して取り込み直す機能があり、コピー&ペーストの手間が省けます。
- 画像の中に文字を入れない。難しい場合は、画像を差し替えられるよう編集可能な元ファイルを残しておきます。
- レイアウトに余裕を持たせる。日本語は英語より文字数が少なくなることが多い一方、読みやすくするには大きめのフォントが必要なので、すべての画面を確認しましょう。
- 日本語フォントが正しく表示されるか確認する。パソコンとスマートフォンの両方で確認します。
- 先に内容を確定させる。変更中の講座を翻訳すると、修正の回数が増え、版の食い違いが生まれます。
日本の受講者に合わせる
- 丁寧さのレベルを統一する。企業研修の多くは、全体を「です・ます」調で書きます。
- 例をローカライズする。名前、職場、法律、祝日など、元の国の例は日本のものに置き換えるか、短い説明を添える必要があります。
- シナリオのトーンを確認する。真正面から対立する場面や自己アピールを前提にしたロールプレイは、日本の社員には不自然に感じられることがあります。日本の職場文化もご覧ください。
- 用語を統一する。社内や業界の重要な用語の用語集を作り、英語のまま残す用語も決めておきます。
公開前にテストする
ネイティブに、学習プラットフォーム上で講座をすべて受けてもらいましょう。すべての画面、クイズの答え、フィードバックのメッセージを確認してもらえば、はみ出した文字、翻訳によって正解が成り立たなくなったクイズ、訳されていないボタン、字幕と合わない音声などが見つかります。技術的な内容やコンプライアンスの内容は、日本側の専門家にも確認してもらうと安心です。
Hanabuddiesができること
Hanabuddiesは、講座のテキスト、ナレーション原稿、字幕、クイズ、配布資料を英語と日本語の間で翻訳し、用語集で用語を統一し、完成した講座をネイティブの受講者の目線で確認します。チームのための日本語レッスンや、研修セッションの対面またはオンラインの通訳もご相談ください。社員向けの日本語研修や日本人社員向けの人事書類の翻訳もご覧ください。