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ワーキングホリデーで必要な日本語:仕事・フレーズ・準備のしかた

ワーキングホリデーは、長期の内定がなくても日本で暮らせる、とても魅力的な方法です。オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリス、アイルランド、ヨーロッパの多くの国の若い人たちが、通常は最長1年ほど日本で生活し、働くことができます。その1年がどれだけ充実するかは、日本語力に大きく左右されます。応募できる仕事、生活へのなじみやすさ、日本人の友だちができるかどうかまで変わるからです。この記事では、ワーキングホリデーで必要な日本語と準備のしかたを紹介します。ワーキングホリデーの人を受け入れる職場の方にも参考になる内容です。

ビザについてひと言

日本は多くの国とワーキングホリデー制度の協定を結んでおり、年齢制限、定員、規定は国ごとに異なります。イギリスの場合は「ユース・モビリティ・スキーム」という名前の制度です。条件は変わることがあるので、計画を立てる前に、自分の国にある日本大使館や領事館で最新の情報を確認してください。申請に日本語の試験はありませんが、ビザが仕事を見つけてくれるわけではありません。そこで日本語力が必要になります。

ワーキングホリデーの仕事に必要な日本語

仕事一般的に必要な日本語
スキーリゾート、外国人向けの宿少し〜基礎。英語を話すお客様や同僚も多いが、基礎的な日本語があると、よりよいポジションにつける。
英語講師、家庭教師仕事自体ではあまり使わないが、生活のほかの場面ではすべて日本語が必要。
農業、季節労働基礎。指示がやさしい日本語だけで出されることが多い。
カフェ、レストラン、お店日常会話。少なくともJLPT N4〜N3程度と、接客の決まり文句。
オフィス、ホテルのフロントビジネスレベル。N2以上と敬語が求められることが多い。

傾向はシンプルです。日本語ができるほど選択肢が増え、より「日本らしい」1年になります。日常会話ができる状態で来日した人は、1日中日本語を使う職場で働けることが多く、それがいちばん早く上達する方法でもあります。

アルバイトで使うフレーズ

日本語読み方意味・使い方
いらっしゃいませirasshaimaseお客様を迎えるとき
かしこまりましたkashikomarimashita注文や依頼を受けるとき(「わかりました」のとても丁寧な言い方)
少々お待ちくださいshōshō omachi kudasaiお客様に待ってもらうとき
お疲れさまですotsukaresama desuシフトの始めや終わりに同僚へのあいさつ
もう一度教えていただけますか?mō ichido oshiete itadakemasu ka?やり方をもう一度教えてもらうとき
お先に失礼しますosaki ni shitsurei shimasuほかの人より先に帰るとき

接客の仕事では、決まった、とても丁寧なフレーズをたくさん使います。最初のシフトで耳にする表現は、接客フレーズの記事で紹介しています。

アルバイトに応募する

アルバイトの採用では、短い面接があるのが一般的で、多くは日本語で行われます。働ける曜日や時間、日本に滞在する期間、応募した理由、似た仕事の経験などを聞かれます。短い自己紹介を準備し、声に出して答える練習をしておきましょう。簡単な日本語の履歴書を求められることもあります。自己紹介と日本の就職面接の記事も参考にしてください。

生活を始める

来日して最初の数週間は、市役所での住所の登録、携帯電話の契約、銀行口座の開設、住まい探しなど、日本語での手続きがたくさんあります。最初の1か月のチェックリストと部屋の借り方の記事で、手順をひとつずつ紹介しています。基礎的な日本語ができれば、どれもずっと早く、ストレスなく進められます。

出発前の準備

  • 6か月以上前:かなを覚え、初級の教科書を進めます。自分について簡単な会話ができることを目標にしましょう。
  • 3か月前:面接、職場のフレーズ、市役所、銀行など、実際に出会う場面に合わせたレッスンを定期的に受け始めます。
  • 最後の1か月:面接と最初のシフトを講師とロールプレイし、大事なフレーズが考えなくても出てくるまで練習します。

日本に着いてからも学び続けましょう。ワーキングホリデーの人の多くは、忙しくなると勉強をやめてしまい、来日したときのレベルのまま止まってしまいます。すでに知っている講師との週1回のオンラインレッスンなら、無理なく上達を続けられ、職場で戸惑ったことを相談できる相手にもなります。