飲み会のマナー:日本の職場の飲み会で困らないために
飲み会は職場の人と一緒にお酒や食事を楽しむ集まりで、日本の同僚どうしが打ち解けて関係を深める大切な場の一つです。基本のマナーはシンプルです。乾杯までは飲まずに待つ、自分ではなく周りの人に飲み物をつぐ、支払ってくれた人にお礼を言い、翌日にもう一度お礼を伝える。お酒を飲む必要はなく、ソフトドリンクを頼むのはごく普通のことです。一次会に参加して、二次会の前に丁寧に帰るのも問題ありません。飲み会での会話が仕事をスムーズにすることも多いので、行けるときは参加してみましょう。この記事では、日本の職場で働く外国籍の方に向けて、飲み会のマナーと使えるフレーズを英語の説明とともに紹介します。外国籍の同僚を飲み会に誘う方にも役立つ内容です。
始まる前に
- 誘いには返事をする。行けない場合も、「せっかくですが、今回は都合がつかなくて…」のように丁寧に返事をしましょう。日本語での断り方もご覧ください。
- 席順。入口からいちばん遠い席(上座)はいちばん目上の人の席です。新しい社員は、注文や手伝いがしやすいように入口の近くに座ることが多いです。
- 支払い。一人いくらと決めて、事前か最後に集める飲み会が多いです。目上の人が多めに払ったり、全額払ったりすることもあります。
乾杯と飲み物のつぎ方
- 乾杯を待つ。飲み物がそろったら誰かが短くあいさつし、全員で「乾杯!」とグラスを上げます。グラスを合わせるとき、目下の人は目上の人より少し低い位置にすることが多いです。
- 周りの人につぐ。瓶ビールや日本酒は、周りの人のグラスについで、自分のグラスはついでもらいます。つがれるときは、グラスを両手で持ち上げましょう。
- 自分のペースで。グラスがいっぱいなら、つぎ足されることはありません。グラスを少し残しておくのは、ゆっくり飲むための丁寧な方法です。
お酒を飲まない場合
日本でも、健康、宗教、個人的な理由でお酒を飲まない人は多く、そう伝えるのはごく普通のことです。ソフトドリンクやウーロン茶を頼み、それで乾杯に参加しましょう。「お酒が飲めないので、ソフトドリンクにします」や、シンプルに「今日はやめておきます」と言えば大丈夫です。お酒を無理に勧めることはハラスメントと考えられており、今では多くの職場がやめるよう呼びかけています。
飲み会で使うフレーズ
| 日本語 | 読み方 | 使う場面 |
|---|---|---|
| お疲れさまです | otsukaresama desu | 到着して同僚にあいさつするとき |
| お注ぎします | otsugi shimasu | 相手に飲み物をつぐとき |
| いただきます | itadakimasu | 食べる前や、ついでもらうとき |
| お先に失礼します | osaki ni shitsurei shimasu | ほかの人より先に帰るとき |
| ごちそうさまでした | gochisōsama deshita | 最後に、支払ってくれた人にお礼を言うとき |
| 昨日はありがとうございました | kinō wa arigatō gozaimashita | 翌朝、幹事や支払ってくれた人に |
飲み会のあとで
飲み会ではみんなリラックスしていますが、仕事の行事であることに変わりはありません。同僚の悪口は避け、「無礼講」と言われても、どうふるまったかは覚えられていると考えておきましょう。翌朝のお礼は大切です。会話については職場での雑談を、全体像については日本の職場文化をご覧ください。
会話を練習しておく
飲み会での会話の多くは、にぎやかな場所でのくだけた雑談で、本では練習しにくいものです。オンラインレッスンでは、Hanabuddiesの講師と、乾杯、上司との雑談、先に帰るときの丁寧な言い方をロールプレイできるので、当日を楽しめるようになります。