就活のSPIとは:内容と対策
SPIは、日本企業が応募者、特に新卒の選考で最も広く使っている適性検査です。能力検査は「言語」(日本語)と「非言語」(数学・論理)に分かれ、さらに性格検査があります。外国人の応募者にとっていちばん難しいのは、たいてい言語分野です。日本語の語彙と読解をスピードとともに問われるからです。非言語の数学は中学・高校程度の内容ですが、問題は日本語で書かれ、時間制限もあります。SPI形式の問題で練習し、日本語を速く読む力をつけることが最も効果的です。この記事では、日本で就職を目指す外国人の方に向けて、SPIの内容と対策を紹介します。
SPIの内容
| 分野 | 英語での呼び方 | 主な問題 |
|---|---|---|
| 言語 | Verbal | 二語の関係、語句の意味、空欄補充、文の並べ替え、長文読解 |
| 非言語 | Non-verbal | 割合、損益算、速さ、確率、集合、推論、図表の読み取り |
| 性格検査 | Personality | 考え方や行動について、短い質問に次々と答える |
企業によっては英語や構造的把握力などの検査が加わります。また、SPI以外の適性検査を使う企業もあるので、応募先ごとに確認しましょう。
受検の方法
SPIには、自宅で受けるウェブテスト、テストセンター、ペーパーテスト、企業内で受ける形式などがあります。形式によって問題の出方や時間配分が変わるので、企業の案内を確認しましょう。オンライン形式では、1問ずつタイマー付きで表示され、前の問題に戻れないことがよくあります。
外国人の応募者にとって難しい理由
- 語彙:言語分野では、書き言葉でよく使う熟語や慣用表現が出題され、多くの学習者にとってなじみの薄いものです。
- スピード:1問にかけられる時間は1分よりずっと短く、読むのが遅いと数学の分野でも点を落とします。
- 日本語の数学用語:「割合」「損益算」「速さ」などの言葉を、見た瞬間に理解できる必要があります。
対策の進め方
- 志望企業が使う検査と形式を確認する。
- SPI形式の練習問題で出題パターンを覚える。同じタイプの問題が何度も出ます。
- 数学の用語を日本語で覚え、問題のタイプごとの解き方を練習する。
- 毎日時間を計って短い文章を読み、読む速さを上げる。JLPT読解のコツも役立ちます。
- 本番と同じ形式で、時間を計って模擬テストを解く。
性格検査について
正直に、一貫して答えましょう。性格検査は回答の矛盾をチェックしているので、「理想の答え」を予想しようとすると逆効果になりがちです。「どちらかといえば」のような日本語のニュアンスにも注意して、一つひとつの文を丁寧に読みましょう。
就活の中でのSPIの位置づけ
SPIは、たいていエントリーシートのあと、面接の前に受けます。良い結果を出せば面接に進め、そこでは日本語力と準備がいちばん大切になります。就活全体の流れは留学生のための就活ガイドを、企業が求める日本語力は日本で働くために必要な日本語レベルをご覧ください。
Hanabuddiesができること
Hanabuddiesのネイティブ講師は、外国人の応募者のために日本の適性検査の対策をオンラインでサポートします。言語分野に必要な語彙と読む速さを身につけ、数学の用語を日本語で説明し、練習問題を一緒に解きます。その後のエントリーシートや面接の準備もお手伝いできます。志望企業と応募時期をお知らせください。