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海外から日本企業でリモートワーク:必要な日本語、報連相、オンライン会議

海外から日本の企業でリモートワークをする場合、日本で働くよりも話す日本語は少なくて済むことが多いですが、書く日本語は思った以上に必要です。日々のやりとりはチャット、メール、短いビデオ会議が中心なので、大切なのはメッセージをすばやく読むこと、短く丁寧に返信すること、そして言われる前にチームに状況を伝えることです。時差を考えて働き方を決め、「報連相」の習慣を身につけ、オンライン会議の決まった表現を練習しておけば、ずっと早くチームになじめます。

日本企業とのリモートワークのよくある形

  • チャットが中心:Slack、Microsoft Teams、Chatworkなどのツールで、日々のやりとりのほとんどを行います。仕事のチャットで使う日本語をご覧ください。
  • 正式なやりとりはメール:取引先、ほかの部署、記録が必要なことはメールで行います。構成はビジネスメールの書き方で紹介しています。
  • 定期的なビデオ会議:週1回のチーム会議と短い打ち合わせが多く、カメラをオンにするかどうかはチームによって違います。
  • 共有の資料:仕様書、議事録、報告書などは日本語のことが多く、英語の要約がつくこともあります。

どのくらいの日本語が必要?

状況必要な日本語の目安
英語が共通語の国際チーム仕事自体にはほとんど不要。基本の日本語があると、関係づくりや全社向けの連絡で役立つ。
日本人の同僚どうしは日本語で話す混合チームチャットや資料が読める程度。読解力でN3〜N2くらいが目安。
日本語で仕事をするチームビジネスレベルの読み書きと、会議についていける聴解力。N2以上が目安になることが多い。
顧客対応の仕事メールや電話で自信をもって敬語を使えること。仕事で使う敬語の基本をご覧ください。

レベルについて詳しくは、日本で働くために必要な日本語レベルをご覧ください。

報連相:チームに状況を伝える

日本のチームでは、こまめに、自分から状況を伝えることが期待されます。この習慣を「報連相」といいます。報告(結果を伝える)、連絡(情報を共有する)、相談(決める前に意見を聞く)です。リモートワークでは、上司があなたの働く様子を見られないので、これが特に大切になります。

  • 作業を始めたとき、終わったとき、遅れが出たときは、短いメッセージを送る。
  • 解決策がまだなくても、問題は早めに伝える。「ご相談したいことがあります」と切り出しましょう。
  • 会議のあとは、決まったことを文書で確認する。

オンライン会議

オンライン会議には、決まった表現があります。まず覚えておきたいものを紹介します。

  • 聞こえますか。
  • 画面を共有します。
  • 少し音声が途切れています。
  • 確認して、後ほどご連絡します。

日本では、会議の前に関係者と個別に話して合意をつくっておく「根回し」によって、物事が決まっていることがよくあります。気になる点があれば、会議の場で初めて言うのではなく、事前に適切な人に伝えておきましょう。日本の職場文化もご覧ください。

時差と対応できる時間

日本はヨーロッパや南北アメリカより何時間も先を進んでいて、オーストラリアとは時差が小さめです。チームと重なる時間帯を決め、チャットでステータスを表示し、いつ返信できるかをはっきり伝えましょう。1日の終わりに「本日はこれで失礼します」と一言送ると喜ばれます。

契約とビザ

社員として雇われるのか、業務委託なのか、現地法人を通して雇用されるのかによって、税金、社会保険、権利が変わります。規則は国によって異なるので、契約の前に住んでいる国で専門家に相談しましょう。将来日本に移る可能性がある方は、会社の異動で日本に赴任するもご覧ください。

よくある質問

日本語が話せなくても日本企業で働けますか?

国際的なチームなら可能な場合もあります。それでも、基本の日本語と、日本のチームのコミュニケーションの仕方を理解しておくと、大きな違いが出ます。

まず何を勉強すればいいですか?

仕事のメッセージの読み書きです。リモートでのやりとりのほとんどは文字で行われます。

カメラをオフにした会議は普通ですか?

チームによります。同僚に合わせ、初めての会議や顧客との打ち合わせではカメラをオンにしましょう。

日本のチームと働いている方は、オンライン日本語レッスンで、チャット、メール、オンライン会議に焦点を当てたビジネス日本語を、タイムゾーンに合わせて学べます。ビジネス日本語レッスンもあわせてご覧ください。