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ビジネス日本語レッスンで学べることとコースの選び方

日常の日本語とビジネス日本語は重なる部分も多いものの、同じ力ではありません。友だちとは気軽に話せても、お客様から電話がかかってきたとき、ちょうどよい丁寧さでメールを書かなければならないとき、会議の展開が速すぎてついていけないときに、言葉に詰まってしまうことがあります。そのギャップを埋めるのがビジネス日本語のレッスンです。この記事では、ビジネス日本語で学ぶ内容、向いている人、仕事に合ったコースの選び方を紹介します。外国籍の社員を受け入れる企業の方にも参考になる内容です。

ビジネス日本語とは

ビジネス日本語は、特別な単語よりも、場面に合った話し方を選べるかどうかが大切です。たとえば次のようなことが含まれます。

  • 敬語:お客様、上司、社外の人に使う尊敬語と謙譲語。仕事で使う敬語の基本もご覧ください。
  • 決まり文句:メール、電話、会議の始め方と締め方など、日本人の同僚が自然に使っている表現。
  • 状況を読む力:いつはっきり言うべきか、依頼をどうやわらげるか、「いいえ」と言わずに断るにはどうするか。
  • 業界の用語:金融、エンジニアリング、ホテル・観光など、自分の分野の言葉。

コースで学ぶ主な内容

スキル練習すること
メール構成、書き出しと結び、依頼、おわび、フォローアップ。ビジネスメールの書き方もご覧ください。
電話電話の受け方、伝言の受け方、担当者が不在のときの対応。仕事の電話の記事もご覧ください。
会議丁寧な意見の言い方、賛成と反対の伝え方、要約と次のステップの確認。
プレゼンテーション構成、話の流れを示す表現、質疑応答。日本語でのプレゼンの記事もご覧ください。
チャット・社内連絡SlackやTeamsで使う、くだけすぎない丁寧な書き方。仕事のチャットの記事もご覧ください。
面接日本語の面接での自己紹介、よくある質問、マナー。

ビジネス日本語のレッスンが向いている人

  • 日本で働いている方:日常生活には困らないけれど、仕事の場面では自信がない方。
  • 就職活動中の方:面接や、日本企業で働き始める最初の数週間に備えたい方。
  • 日本国外で働く方:日本のお客様、取引先、日本の本社とやりとりする方。
  • JLPT N2・N1に合格した方:試験には合格したものの、実際の職場の日本語は速く、ニュアンスが難しいと感じている方。

始めるのに必要なレベル

ビジネス日本語のコースは、日常的な文を作ったり理解したりできるJLPT N4〜N3程度から始めるのがいちばん効果的です。それより前の段階なら、まず一般的な日本語の基礎を固めるほうが早く上達することがほとんどです。とはいえ、あいさつや「お疲れさまです」「よろしくお願いします」など、職場で欠かせないフレーズはどのレベルからでも覚えられます。よい講師なら、最初から両方を組み合わせてくれるでしょう。

ビジネス日本語にマンツーマンが向いている理由

日本語の使い方は仕事によって大きく違います。ソフトウェアエンジニア、営業マネージャー、ホテルのスーパーバイザーでは、必要な言葉も、場面も、丁寧さの度合いも異なります。マンツーマンなら、明日送るメール、来週のプレゼン、昨日うまくいかなかった電話など、自分の実際の仕事を教材にできます。毎回のレッスンがすぐに役立つことが、忙しい社会人がレッスンを続けられる理由でもあります。

チームの場合は、共通の基礎を学ぶためにグループレッスンも効果的です。詳しくは社員向け日本語研修の記事をご覧ください。

ビジネス日本語の講師の選び方

  • 実際の職場経験:日本の会社で働いた経験のある講師なら、言葉だけでなく、何が期待されているかまで説明できます。
  • 自分の場面に合わせられること:機密情報を除いたうえで、自分のメールや資料、仕事の場面を教材にできるか聞いてみましょう。
  • ロールプレイ:電話、会議、面接のいちばんの練習は、実際にやってみてフィードバックをもらうことです。
  • 率直な訂正:日本人の同僚が敬語の間違いを指摘してくれることはほとんどありません。講師にはそれを期待しましょう。

日本でのキャリアを考えている方は、日本の職場文化と日本で仕事を見つける方法の記事もあわせてご覧ください。