日本語での議事録の書き方:外国人社員向けガイド
日本の議事録には決まった形式があります。日時、場所、出席者、議題、内容の要約、決定事項、担当者と期限のついたToDo(今後の対応)、次回の予定です。短い箇条書きで、「です・ます」ではなく体言止めや「である」調で書くことが多く、誰が何を言ったかより、何が決まったかを中心にまとめます。できればその日のうちに送り、修正があれば知らせてもらうよう出席者にお願いしましょう。この記事は、日本の会社で議事録を書く外国人社員に向けたガイドです。
基本の形式
| 項目 | 日本語 | 書くこと |
|---|---|---|
| タイトル | 件名 | 会議名と日付。例:○○プロジェクト定例会議 議事録 |
| 日時 | 日時 | 2026年11月5日(木)10:00〜11:00 |
| 場所 | 場所 | 会議室名、または「オンライン」 |
| 出席者 | 出席者 | 会社ごと、役職順に。敬称を省くときは「(敬称略)」 |
| 議題 | 議題 | 番号をつけて |
| 内容 | 内容 | 議題ごとに短い要点 |
| 決定事項 | 決定事項 | 合意したこと |
| ToDo | 今後の対応・ToDo | 作業、担当、期限 |
| 次回 | 次回 | 日時と議題 |
短い例
■ 決定事項
・新サイトの公開日は12月1日とする。
・英語版は第2段階で対応。
■ 今後の対応
・デザイン案の修正(担当:田中、期限:11/12)
・英語版の見積もり取得(担当:スミス、期限:11/15)
■ 次回
11月19日(木)10:00〜 進捗確認
書き方と使える表現
- 簡潔に:文章ではなく、「公開日を決定。」のように箇条書きと体言止めで書きます。
- 決まった表現:「〜とする」「〜で合意」「〜を検討」「〜は継続審議」がよく使われます。
- 未決の点を示す:「要確認」「保留」。
- 中立に:チームの慣習でない限り、発言をそのまま書くより「〜との意見があった」とまとめます。
- 名前をそろえる:出席者欄でフルネームを書いたら、本文では名字だけにします。
議事録の送り方
会議の後すぐに、メールやチャットで「本日の会議の議事録をお送りします。修正点がございましたら、○日までにご連絡ください。」のような一言を添えて送ります。日本語のビジネスメールや仕事のチャットメッセージもどうぞ。
日本語が母語でない人へのアドバイス
- メモはいちばん速い言語で取り、記憶が新しいうちに会議の直後に議事録を書きましょう。
- テンプレートと、チームでよく使う表現のリストを用意しておきましょう。
- 数字、日付、名前は2回確認しましょう。いちばん気づかれやすい間違いです。
- 最初の何回かは同僚に確認してもらいましょう。日本語での報告書の書き方や報連相もどうぞ。
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