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日本での採用:日本人候補者との面接に通訳を入れる

日本で採用活動をしていて、自分は日本語を話せない場合、面接に通訳者が入れば、候補者を英語力ではなく、スキルと経験で評価できます。営業、オペレーション、エンジニア、カスタマー対応などの職種では特に、英語から受ける印象よりも日本語でずっと力を発揮できる優秀な候補者が多いため、これは大切なことです。最近は一次面接も採用責任者の面接もビデオ通話で行われることが多く、オンライン通訳者が通話に参加する形がいちばん手軽です。この記事では、通訳を使うべきタイミング、面接の進め方、想定しておきたい文化の違いを紹介します。

通訳が役立つとき

  • 職務に英語は不要だが、採用責任者が日本語を話せない場合:通訳がいなければ、仕事に必要のないスキルを試していることになります。
  • 日本で最初のチームを作る場合:創業者や地域の責任者が英語しか話せないときです。日本市場への参入をご覧ください。
  • 候補者を公平に比べたい場合:英語が得意な候補者とそうでない候補者がいるときです。
  • 幹部クラスの採用:微妙なニュアンス、判断力、そして日本のお客様の前で自社をどう代表してくれるかを理解する必要があるときです。

職務に英語が必要な場合は、英語力を確認するために面接の一部を英語で行い、言葉よりも内容の深さが大切な部分で通訳を使いましょう。

面接の準備

  1. 通訳者に事前に情報を伝える:職務内容、候補者の履歴書、質問のリストを共有します。技術職の場合は、重要な用語も事前に伝えましょう。
  2. 候補者に知らせておく:通訳者が同席することを事前に伝えると、候補者は安心し、自信を持って日本語で答えられます。
  3. 時間に余裕を持つ:逐次通訳では話す時間がおよそ2倍になるため、45分の面接は75〜90分ほどになります。または質問の数を減らしましょう。
  4. 短く区切って話す:質問は1つずつしましょう。
  5. 通訳者ではなく候補者に話しかける:候補者を見て、「この方に聞いてください」ではなく「あなたは」と話しかけます。日本語通訳者と上手に仕事をするにはをご覧ください。

想定しておきたい文化の違い

見られることよくある意味
実績を控えめに話す。「私」より「私たち」ごく普通の謙虚さで、貢献が少ないわけではありません。本人の役割について具体的に質問しましょう。
慎重でかしこまった答え場への敬意です。日本の面接は通常かしこまったものです。
給与についての質問が少ない給与を直接話題にするのは失礼に感じられることがあります。人材紹介会社が間に入ることもよくあります。
1社での長い勤続年数日本では今も一般的で評価されることで、意欲が低いしるしではありません。
答える前の間話す前に考えているのであって、自信がないわけではありません。

候補者側から見た流れについては、日本の就職面接と、多くの候補者が送ってくる職務経歴書の記事をご覧ください。

面接の前後の書類

履歴書や職務経歴書は、日本語で届くことがあります。面接の前に翻訳しておけば、より良い質問を準備できます。採用後は、日本語の内定通知や入社時の資料があると、新しい社員がスムーズに仕事を始められます。なお、雇用契約書などの法的な書類は、日本の労働法の専門家に確認してもらいましょう。内容を理解するための翻訳は、法的な助言ではありません。

採用したあと

通訳は採用だけでなく、仕事の流れが落ち着くまでの最初の数か月、入社オリエンテーション、1on1ミーティング、チーム会議でも役立ちます。時間がたつにつれ、チームとの信頼関係を築くために自分でも日本語を学び始めるマネージャーも多くいます。社員向け日本語研修と日英通訳者の依頼のしかたをご覧ください。