JLPTの時間配分:すべての科目を解き終えるコツ
JLPTで時間が足りなくなる人の多くは、語彙問題ではなく読解で時間を失っています。対策は、試験の前に時間配分を決めておくことです。語彙と文法は素早く答え(1問1分よりかなり短く)、解けない問題にこだわらず次へ進み、長文読解に十分な時間を残し、誤答による減点はないので解答欄を空けないようにしましょう。本番でそのペースが自然に感じられるよう、タイマーを使って模擬試験を通しで練習することが大切です。この記事は、JLPTを受ける日本語学習者に向けた時間配分のガイドです。
各科目の時間
下の時間は最近の試験での標準的な試験時間です。変更されたこともあるので、受験する回の情報はJLPT公式サイトで確認してください。
| レベル | 言語知識・読解 | 聴解 |
|---|---|---|
| N1 | 110分(1科目) | 約55分 |
| N2 | 105分(1科目) | 約50分 |
| N3 | 文字・語彙30分、文法・読解70分 | 約40分 |
| N4 | 文字・語彙25分、文法・読解55分 | 約35分 |
| N5 | 文字・語彙20分、文法・読解40分 | 約30分 |
N1とN2では語彙・文法・読解が一つの科目なので、語彙で節約した時間はそのまま読解に使えます。
N2・N1の時間配分の目安
- 語彙と文法:合計20〜25分程度。知っているかどうかの問題なので、答えたら次へ進みます。
- 読解:残りの75〜85分程度。長文と情報検索の問題に最も時間がかかります。
- 解答用紙にはその都度マークする:最後にまとめて写そうとして時間切れになるのを防ぎます。
- 最後に2〜3分残す:すべての問題に答えたかを確認します。
本番で速く読むコツ
- 本文より先に設問を読み、何を探せばいいかを把握します。
- 情報検索の問題(広告、お知らせ、時刻表など)は、全部読まずに設問の条件を探します。
- 知らない単語一つで止まらないこと。文脈から意味が分かることが多いです。
- 時間がかかりすぎる文章は、いったん答えを選んで印をつけ、時間があれば戻ります。
試験前に読む速さを上げる方法はJLPT読解のコツをどうぞ。
聴解:止められないので先回りする
聴解は音声のペースで進みます。短い間に、次の問題の絵や選択肢を見ておきましょう。聞き逃した問題はすぐに答えを選び、次に集中します。引きずると2問失うことになります。JLPT聴解のコツもどうぞ。
試験前にペースを練習する
- 最後の数週間で、時間を計った模擬試験を少なくとも2〜3回通しで解きます。JLPTの模擬試験もどうぞ。
- 各パートにかかった時間と、どこで時間を失ったかを記録します。
- 短い文章をタイマーで計りながら、毎日読む速さを鍛えます。
- 最後の数週間の計画はJLPT直前の1か月と試験当日のコツをどうぞ。
Hanabuddiesのサポート
ネイティブの日本語講師が、オンラインのマンツーマンで、英語で説明しながらレッスンをします。時間を計って解いた模擬試験を一緒に見直し、どこで時間を失っているかを見つけ、速く解くための読解と聴解の力を鍛えます。毎回のレッスンで会話の練習も取り入れます。