日本のメディア向けプレスリリースの書き方:構成、書式、翻訳
日本向けのプレスリリースは、英語を翻訳するだけでなく、日本のメディアに向けて書く必要があります。日本のプレスリリースには決まった構成があります。ニュースを伝えるタイトル、誰が・何を・いつ・なぜを短くまとめたリード文、本文、会社概要、そして日本語で質問に答えられる問い合わせ先です。日付、会社名、数字は日本の書き方に合わせ、日本のプレスリリース配信サービスで配信するか、関係する記者に直接送ると効果的です。この記事では、日本でニュースを発表したい海外企業に向けて、プレスリリースの準備のしかたを紹介します。
日本のメディアが期待する構成
| 項目 | 英語 | 書くこと |
|---|---|---|
| 報道関係者各位 | Opening line | 発表日と会社名とともに冒頭に |
| タイトル | Headline | ニュースを1行で。サブタイトルを付けることも多い |
| リード文 | Lead | 要点を2〜3文で |
| 本文 | Body | 背景、詳細、提供時期、短いコメント、画像 |
| 会社概要 | Company overview | 社名、所在地、代表者、設立、事業内容、URL |
| 本件に関するお問い合わせ先 | Contact | 担当者名、メール、電話。できれば日本語対応 |
タイトルとリード文の書き方
日本のプレスリリースのタイトルは英語より長いことが多く、会社名、何が新しいのか、なぜ重要なのかといった要点を詰め込みます。製品名には「」を使い、いちばんニュース性のある点を先に書きましょう。多くの記者はリード文までしか読まないため、リード文だけで内容がわかるようにします。日本での発売、日本企業との提携、日本語対応など、日本向けのニュースであれば、それをはっきり書きましょう。それが日本の読者にとってのニュースになります。
正しくしたい書き方
- 日付:2026年10月17日のように書き、曜日を添えることも多くあります。
- 会社名:正式なカタカナ表記を決めてすべてで統一し、初出では英語名を括弧で添えます。
- 役職と名前:「代表取締役CEO」のように役職を名前の前に書き、名前の順序も確認します。
- 価格と数字:日本で販売する場合は、税込か税抜かを明記します。
- 解禁日時:報道解禁がある場合は、日本時間での日時をはっきり記載します。
翻訳か、書き直しか
英語のリリースをそのまま訳すと、外国的で宣伝色が強すぎる文章になりがちです。「革命的」「世界一」といった最上級の表現は、根拠がないと疑いの目で見られます。日本のプレスリリースは、事実中心で控えめなトーンが一般的です。理由は日本の顧客へのマーケティングで、ネイティブチェックで見つかることは日本語の校正で説明しています。
配信とタイミング
日本のプレスリリース配信サービスは、メディアやニュースサイトにリリースを届けます。自社サイトにも掲載する企業が多くあります。配信は日本時間の平日の午前中がおすすめで、ゴールデンウィークや年末年始などの祝日は避けましょう。送る前に、日本語の画像、ファクトシート、日本語で対応できる連絡先を用意しておきます。記者から日本語でメールや電話の問い合わせがあることを想定しておきましょう。
その後の対応
記者から取材の依頼があった場合、英日通訳がいればビデオ通話で対応できます。日本とのビデオ通話のオンライン通訳をご覧ください。
Hanabuddiesができること
Hanabuddiesは、日本のメディア向けのプレスリリースを、逐語訳ではなくタイトル、トーン、書式を合わせて作成・翻訳し、日本での掲載記事を英語に翻訳してチームに共有することもできます。メディア取材や記者発表での、対面またはビデオ通話でのリアルタイム通訳も承ります。リリースの原稿と発表日をお送りいただければ、お見積もりをお送りします。