統合報告書・サステナビリティ報告書の英訳
多くの日本企業が統合報告書やサステナビリティ報告書を発行し、海外の投資家、顧客、評価機関のために英語版を必要としています。よい翻訳は、数値、表、用語を日本語の原本や他の英文開示資料と正確に一致させながら、本文を自然な英語で読めるようにするものです。報告書は分量が多く、確定が遅くなりがちなので、早めに始めましょう。用語集と前年の英語版を共有し、事業をよく知る人による確認も計画に入れておきましょう。この記事は、日本企業の担当者に向けて、報告書の内容、主な用語、翻訳の進め方を紹介するガイドです。
報告書によく含まれる内容
- トップメッセージ、企業の存在意義、価値創造プロセス
- 環境データ:温室効果ガス排出量(多くはScope 1、2、3別)、エネルギー、水、廃棄物
- 気候関連のリスクと機会
- 人:人的資本、ダイバーシティ、労働安全衛生、研修
- ガバナンス:取締役会、委員会、役員報酬、コンプライアンス
- マテリアリティ:企業がもっとも重要と考える課題
翻訳の難しいところ
- 他の開示資料との整合性:セグメント名、製品名、目標、フレームワークの名称は、英文の有価証券報告書、IR資料、ウェブサイトと一致させる必要があります。IR資料の英訳もどうぞ。
- 数値と単位:表、注記、「〇年度」の表記、t-CO2eなどの単位は慎重に確認します。
- トップメッセージ:日本のトップメッセージは控えめでかたいことが多く、直訳すると硬い英語になりがちです。どの程度自然な英語にするかを事前に決めましょう。
- カタカナ語:「サステナビリティ」「ダイバーシティ」「エンゲージメント」などは英語に見えても、使われ方が違うことがあります。カタカナ語もどうぞ。
翻訳の進め方
- 前年の英語版と用語集を共有する。用語集がなければ作成もお手伝いします。
- 最後にまとめてではなく、確定した章から順に送る。
- まだ変わる可能性のある数値や表に印を付ける。
- 特に目標や主張の部分は、事業部門の方に英語を確認してもらう。
- 英語は日本語より長くなることが多いので、レイアウトの時間も確保する。
スライドや要約はプレゼン資料の翻訳、ウェブサイトはウェブサイトの翻訳もどうぞ。
Hanabuddiesのサポート
貴社の用語集と過去の資料をもとに、統合報告書、サステナビリティ報告書、ESGのウェブページを日本語と英語の間で翻訳します。翻訳は認証なしの翻訳です。データの検証、保証業務、ESG・法律・会計に関する助言は行っていません。まずは無料相談から。