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オランダ語話者のための日本語:やさしい点と注意したい点

オランダ語を話す人は、日本語の大事な特徴をすでに知っています。動詞を最後まで待つことです。オランダ語の従属節では動詞が最後に来ます(…omdat ik koffie drink)。日本語では、すべての文でそうなります(コーヒーを飲みます)。また、長い交易の歴史から、ビール(bier)やランドセル(ransel)など、オランダ語由来の言葉も日本語に残っています。難しいのは、助詞、短くはっきりした母音、ラ行の音、アクセント、丁寧な話し方、そして文字です。この記事は、オランダやベルギーで日本語を学ぶ方に向けたガイドです。

有利な点

  • 動詞が最後:オランダ語話者は節の最後まで動詞を待つことに慣れているので、英語話者ほど日本語の語順にとまどいません。日本語の文の組み立てもどうぞ。
  • オランダ語由来の言葉:江戸時代、ヨーロッパの国で日本との交易を許されていたのはオランダだけでした。そのため日本語には、ビール、コーヒー(koffie)、ガラス(glas)、ゴム(gom)、ポンプ、ランドセルなどの言葉が残っています。
  • 語学の習慣:多くのオランダ語話者は英語、ドイツ語、フランス語も使えるので、文法の学び方や、うまく話せない時期の乗り越え方を知っています。
  • 敬語の感覚:je と u の使い分けに慣れていると、日本語の丁寧語と普通語も理解しやすくなります。タメ口と丁寧語もどうぞ。

注意したい点

ポイント難しい理由
助詞日本語では、語の位置や前置詞ではなく「は」「が」「を」「に」などの助詞で役割を示します。日本語の助詞のしくみと「は」と「が」の違いもどうぞ。
母音日本語の母音は短くはっきりした5つです。オランダ語の二重母音に注意しましょう。「え」は「エイ」にならず、「お」は「オウ」になりません。
ラ行日本語のラ行は舌を軽くはじく音で、巻き舌やのどの r ではありません。
ガ行「が」は英語の “go” のような硬い g で、オランダ語の g(のどの摩擦音)ではありません。
強勢ではなく高低日本語は、強く読む音節ではなく、音の高さの上がり下がりで区別します。日本語のアクセントもどうぞ。
文字ひらがな、カタカナ、漢字があります。ひらがな・カタカナの覚え方もどうぞ。

最初に覚えたいフレーズ

日本語読み方意味
オランダから来ました。oranda kara kimashita.I’m from the Netherlands.
ベルギーから来ました。berugī kara kimashita.I’m from Belgium.
オランダ語が話せます。orandago ga hanasemasu.I can speak Dutch.
ゆっくり話してください。yukkuri hanashite kudasai.Please speak slowly.

オランダ語話者へのアドバイス

  • 英語の単語リストだけで覚えない:文ごと覚えると、助詞や語尾も一緒に身につきます。
  • 録音して聞く:二重母音や、強すぎる g や r がないか確認しましょう。日本語の発音ガイドもどうぞ。
  • 時差を活かす:オランダやベルギーの夜は日本の翌朝早くにあたり、多くの講師にとって都合のよい時間です。時差があってもレッスンを続けるにはもどうぞ。
  • 目標を決める:JLPTはオランダをはじめヨーロッパの多くの国で実施されています(お住まいの都市の会場は公式の会場一覧で確認してください)。海外でのJLPTの申し込み方もどうぞ。

Hanabuddiesのサポート

ネイティブの日本語講師が、オンラインのマンツーマンで、英語で説明しながらレッスンをします。オランダ、ベルギー、ヨーロッパの各地から受けやすい時間帯で予約できます。語順の感覚はすでにあるので、レッスンではオランダ語話者が苦手としやすい助詞、はっきりした母音、軽いラ行、仕事や旅行で使う丁寧な話し方を中心に練習します。