日本語の応募メールの書き方とテンプレート
日本語の応募メールには決まった型があります。「【応募】営業職/ジョン・スミス」のようにわかりやすい件名、会社名と「採用ご担当者様」という宛名、短い自己紹介、応募する職種、添付書類についての一文、丁寧な結び、そして署名です。メールは短く、改まった書き方にしましょう。自分をアピールするのはメールではなく、履歴書と職務経歴書の役割です。この記事では、日本企業に応募する外国籍の方など日本語を学ぶ方に向けて、そのまま使えるテンプレートと、面接の日程調整やお礼のメールの書き方を英語の説明とともに紹介します。外国籍の応募者を受け入れる採用担当の方にも役立つ内容です。
応募メールが必要な場面
- 求人サイトやエージェントを通さず、企業に直接応募するとき。
- エージェントから求められた書類を送るとき。
- 面接の案内に返信するとき、日程を変更したいとき。
- 面接のあとにお礼を伝えるとき。
メールの構成
| 項目 | 例 |
|---|---|
| 件名 | 【応募】マーケティング職/ジョン・スミス |
| 宛名 | 株式会社〇〇 人事部 採用ご担当者様 |
| 書き出し | 初めてご連絡いたします。ジョン・スミスと申します。 |
| 用件 | 貴社ウェブサイトの求人を拝見し、マーケティング職に応募したく、ご連絡いたしました。 |
| 簡単な経歴 | 現在の仕事と、この求人に合う理由を1〜2文で |
| 添付書類 | 履歴書と職務経歴書を添付いたしましたので、ご確認いただけますと幸いです。 |
| 結び | お忙しいところ恐縮ですが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。 |
| 署名 | 氏名、国番号つきの電話番号、メールアドレス、海外在住の場合はタイムゾーン |
短いテンプレート
株式会社〇〇
人事部 採用ご担当者様
初めてご連絡いたします。ジョン・スミスと申します。
貴社ウェブサイトの求人を拝見し、マーケティング職に応募したく、ご連絡いたしました。
現在、ロンドンのIT企業で5年間、日本市場向けのマーケティングを担当しております。
履歴書と職務経歴書を添付いたしましたので、ご確認いただけますと幸いです。
お忙しいところ恐縮ですが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。
ジョン・スミス
電話:+44 ……
メール:……
面接の案内への返信とお礼
- 日程を承諾する:「面接の日程をご連絡いただき、ありがとうございます。10月20日(火)14時にお伺いいたします。」オンライン面接の場合は「お伺いいたします」ではなく「参加いたします」を使います。
- 別の日程をお願いする:「大変恐縮ですが、ご提示いただいた日程の都合がつかず、別の日程でご調整いただくことは可能でしょうか。」
- 時差を伝える:「現在ロンドン在住のため、日本時間の16時以降ですと参加しやすいです。」
- 面接後のお礼:「本日はお忙しい中、面接のお時間をいただき、誠にありがとうございました。」当日中に数行で送り、面接で話したことをひとつ入れると印象に残ります。
よくある間違い
- あいまいな件名。「Job application」のような件名は、忙しい受信箱の中で埋もれてしまいます。
- 本文に長いカバーレターを書く。メールは短くし、内容は書類で伝えましょう。
- 「貴社」と「御社」の混同。書き言葉では「貴社」、話し言葉では「御社」を使います。
- わかりにくい添付ファイル。「履歴書_ジョン・スミス.pdf」のように、わかりやすいファイル名のPDFで送りましょう。
- 機械翻訳の日本語。文法は正しくても、硬すぎたり失礼に聞こえたりすることがあります。日本語の機械翻訳との付き合い方もご覧ください。
メールをチェックしてもらう
ネイティブが応募メール、履歴書、返信の文面を確認し、自然で適切な丁寧さになるよう整えます。その後の面接の準備は、キャリアコーチングでお手伝いできます。日本語のビジネスメールの書き方、日本語の校正、履歴書の書き方もご覧ください。