ゲーム開発者のための日本語:日本のゲーム業界で働くには
日本のゲーム業界で、または日本のゲーム会社と仕事をしたいなら、毎日の開発に必要な日本語が欠かせません。仕様書を読む、バグについて話す、朝会に参加する、短いチャットを書く、などです。日本語のチームに入るプログラマー、デザイナー、アーティストには、日本の多くのスタジオがJLPT N2程度を求め、仕様書を書いてチームをまとめるプランナーやプロデューサーにはさらに高いレベルを求めます。海外から日本のパブリッシャーや取引先と仕事をする場合は、文法よりも正しい語彙とマナーが大切です。どちらの場合も、「仕様」「実装」「バグ」「締め切り」は毎日のように出てきます。この記事は、ゲーム業界で働く外国人や日本語学習者に向けたガイドです。
職種と必要な日本語
| 職種 | 日本語を使う場面 |
|---|---|
| プログラマー・エンジニア | 仕様書やチケットを読む、コードレビュー、朝会、チャット。コード自体は英語です。 |
| デザイナー | フィードバック、アートディレクション、素材の依頼。日本のスタジオで「デザイナー」はふつうグラフィックの担当者を指します。 |
| プランナー | 企画書や仕様書を書く、バランス調整、チーム全体へのアイデアの説明。高い日本語力が必要です。 |
| QA・デバッガー | 再現手順つきの分かりやすいバグ報告を書く。 |
| ローカライズ・プロデューサー | チーム、スケジュール、取引先の調整。2つの言語を使うことが多い。 |
日本で働くのに必要な日本語レベルもどうぞ。
毎日耳にする語彙
- 仕様・仕様書
- 実装:「実装しました」
- 不具合・バグ
- 再現手順
- 修正:「修正済み」
- マスターアップ:最終版の完成
- 締め切り・納期
- 素材
- レベルデザイン、バランス調整、当たり判定
仕事で使える表現
- 「この仕様について確認させてください」
- 「不具合を見つけました。再現手順は以下の通りです」
- 「今日中に修正できると思います」
- 「少し遅れそうです。〇日までには対応します」
- 「レビューをお願いできますか」
遅れは早めに、はっきり報告しましょう。それも報連相の一部です。報連相や仕事のチャットの日本語もどうぞ。
採用されるために
- まずはポートフォリオ:スタジオは作品で採用を決めますが、日本語の履歴書と自己紹介があれば、チームに入れることを示せます。履歴書の書き方もどうぞ。
- 面接:一部または全部が日本語のこともあり、なぜこのスタジオなのか、どのゲームに影響を受けたかなどを聞かれます。日本語の面接ガイドもどうぞ。
- エンジニア:英語を共通語にする国際的なチームもありますが、日本語は生活やキャリアアップにやはり役立ちます。日本で働くエンジニアの日本語もどうぞ。
海外から日本のパブリッシャーと仕事をする
日本の取引先と仕事をするインディースタジオや受託会社にとって大切なのは、丁寧なメール、分かりやすいスケジュール、決定事項の書面での確認、そして信頼できるローカライズのパートナーです。日本向けゲームローカライズや日本語のビジネスメールもどうぞ。
Hanabuddiesのサポート
ネイティブの日本語講師が、オンラインのマンツーマンで、英語で説明しながらレッスンをします。仕様書、バグ報告、朝会、ポートフォリオの説明、面接練習など、ゲーム開発に合わせた内容にできます。スタジオ向けには、ゲームやストアページのローカライズ、日本の取引先との会議の通訳(対面またはオンライン)も承り、日本語はTakekuniが校正します。