日本人のチームをマネジメントする:外国人マネージャーのための実践ガイド
日本人のチームを上手にマネジメントできるかどうかは、いくつかの習慣で決まることが多いです。何を、なぜ期待しているのかをはっきり伝える。問題が上がってくるのを待たず、定期的に報告を求める。会議で議論を期待するのではなく、会議の前に意見を集める。決定を発表する前に合意を作っておく。日本人のスタッフは丁寧で誠実、慎重なことが多い一方で、人前で反論したり質問したりしないこともあるので、安心して意見を言える仕組みを作るマネージャーほど、チームの力を引き出せます。この記事は、日本人のチームを率いる外国人マネージャーに向けて、実践的なポイントと役立つ日本語を紹介するガイドです。
指示だけでなく背景を伝える
日本人の同僚は、頼まれたことを正確に、丁寧に行う傾向があります。目的があいまいだと、指示どおりに完璧にこなしても、本当に求めていたことからずれてしまうことがあります。目的、期限、完成のイメージを説明しましょう。役立つフレーズは「この作業の目的は〜です」です。
報告の仕組みを作る
日本の職場の多くでは、報告・連絡・相談(報連相)をこまめに行うことが期待されています。マネージャーから求めないと、邪魔をしたくないのだろうと思われることがあります。いつ、どのように報告してほしいかを決め、早めの相談を歓迎すると伝えましょう。「問題があれば、早めに相談してください」。報連相もどうぞ。
会議と沈黙
- 「質問はありますか」のあとの沈黙は、全員が賛成しているという意味とは限りません。個別に聞いたり、事前に文章で意見を集めたりしましょう。
- 議題と資料は前もって共有し、準備できるようにしましょう。
- 若手は目上の人が先に話すのを待つことがあります。若手の本音を聞きたいなら、若手から先に聞きましょう。
日本語の会議で発言するや日本のパートナーとの会議もどうぞ。
意思決定と合意形成
日本のチームは、非公式な話し合い(根回し)と正式な承認(稟議)を通じて、決定の前に合意を作ることに慣れています。相談なしに発表された決定は、表に出ない抵抗にあうことがあります。先に主要な人と個別に話しておくと、あとで時間を節約できます。稟議と根回しもどうぞ。
1on1、フィードバック、感謝
- 定期的な1on1は日本でも増えていて、本音で話すのによい場です。
- 指摘は個別に、具体的に伝えましょう。日本人の同僚にフィードバックを伝える方法もどうぞ。
- 個人の成果だけでなく、努力やチームを認めましょう。「いつもありがとうございます」のひと言が大きな意味を持ちます。
- 評価については日本企業の評価面談もどうぞ。
労働時間と休暇
マネージャーが残っているとスタッフも残ったり、休暇を取るのをためらったりすることがあります。定時に帰り、休暇を取ってほしいなら、はっきり伝え、自分でも実践しましょう。「今日はもう上がってください」。日本語で休みを申請するもどうぞ。
役立つ日本語
- 「お疲れさまです」:同僚同士の日常のあいさつ
- 「何か困っていることはありますか」
- 「意見を聞かせてください」
- 「助かりました」
基本的な日本語だけでも敬意が伝わり、何気ない会話も聞き取れるようになります。ビジネス日本語レッスンや経営者・管理職のための日本語レッスンもどうぞ。
Hanabuddiesのサポート
ネイティブの日本語講師が、オンラインのマンツーマンで、英語で説明しながら、会議、1on1、フィードバック、チームでの日常会話など、マネジメントに合わせたレッスンを行います。大切な会議には、英日通訳をオンライン、または日本国内や海外での対面で承ります(通訳者の交通費はお客様負担)。レッスンは最初の15分が無料体験です。